山口県のうどん店の10軒に1つは『うどんのどんどん』
山口県内では、そば提供店157軒、うどん提供店288軒ありますが、うどん店の10軒に1つが『うどんのどんどん』。山口県最大のローカルチェーン店です!
最大の魅力は驚異の提供スピード
うどんのどんどんでは、まず店内のレジで注文し先払いをします。会計が終わって席に座る頃には注文したメニューを店員がテーブルに運んでくれるという驚異のスピード!注文後約20秒以内で食べ始められるのです。
そのスピードの秘密は、オリジナルの食券です。
どんどんさんで注文をすると、承った店員さんがメニューごとに決められたカラフルな食券を次々とテーブルの上にのせていき、厨房スタッフがメニューの種類を券の種類で認識し、すぐに盛りつけ始めます。お客さんが会計をしている間に瞬く間にメニューが出来上がるのです。
このカラフルな食券は40種類ほどあり、どんどんさんのスタッフはどの券が何のメニューかを、働き始めて早ければ一週間ほどで丸暗記するそうです。
紹介されたメニュー
19種類のうどんメニューがあります。
一番人気は『肉天うどん』620円
甘く煮込まれた牛バラ肉と、独特な平たい形のえび天がのっています。えび天は衣を「羽付き」の状態にして揚げてあります。大きい衣をおつゆにつけて、ふやかして食べるそうです。
他にも、きつねうどん(480円)、カレーうどん(590円)、ざるうどんカツ丼セット(800円)などが紹介されました。
サイドメニューの『わかめむすび』1個110円がとても目を惹きました。山口はワカメが名産で、ごはんに混ぜ込むのではなく、やわらかいふりかけ状のワカメをおにぎりにまぶして食べるのが定番だそうです。
どんどんさんのおむすびに使用されているワカメは、地元の『井上商店』さんの特注商品だそうです。井上商店さんの主軸商品『しそわかめ』は福岡でもよく販売されています。とっても美味しいふりかけです。こちらからも購入できます。
うどんのモーニングを実施!
どんどんさんでは、で午前9時から11時までモーニングを実施していて、お得な価格がケンミンに大人気です。
肉うどん(530円)、わかめむすび(110円×2個)は通常のセット価格では750円のところ、モーニングでは520円になるそうです!
※放送では全店舗で実施とアナウンスがありましたが、実施していない店舗もあるようです。公式ホームページでお知らせ→こちら
どんどんさんの美味しさの秘密 麺と出汁
山口県民が熱愛するどんどんさん。爆速で提供されるのに、麺の作り置きはせず、茹でたての麺を提供しているので、もちもちと美味しい麺が食べられるそうです。
出汁は、北海道産の利尻昆布、うるめ節(鰹節よりも香りが高い)、味の濃い鯖節などを使い、薄口醤油、みりん、砂糖などを入れた甘めの味付けが大人気です。
うどんのどんどんの歴史
昭和47年『うどんの店』という名称で創業。昭和48年に2号店をオープンする時に、二代目社長が『どんどん』という屋号にしました。というのも、二代目の子供さんが幼い時にうどんのことを『どんどん』と言っていたのが由来だそうです。
当時、お客さんから「出てくるのが遅い」という声があったことから、一秒でも早く出そうと、食券システムを考案したそうです。
どんどんさん、驚異の提供スピード、リーズナブルな価格な上に美味しさにもこだわった愛されチェーン店ですね!おつゆは福岡のうどんと似ていて甘めのようです。美味しそうですね!
山口県を中心に、島根県、広島県、岡山、東京にも店舗があるようです。
↓こちらの記事では全国のご当時うどんのまとめも記載しています。どうぞご覧ください!
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