県民熱愛グルメ 柳川の『うなぎのせいろ蒸し』
川下り観光が有名な、「日本のベネチア」と呼ばれる福岡県柳川市では絶品スタミナめし「うなぎのせいろ蒸し」が有名です。柳川市内の30店舗以上、福岡県内では100店舗以上で提供されています。
うなぎは一般的に「うな重」や「かば焼き」で食べられることが多いですよね。関東では鰻を蒸したあとで焼くので「パリふわ食感」、関西では蒸さずに焼いて食べるので「パリパリ食感」。柳川のせいろ蒸しは「超ふわふわ食感」なんです!
【紹介店】
『元祖 本吉屋本店』柳川市 ホームページ
「うなぎのせいろ蒸し」4300円(2022年9月から価格変更の予定)
ご飯はタレを全体に混ぜ合わせ、四角いせいろに入れて、超高温の蒸気で約20分蒸します。宮崎県産の養殖うなぎはまず炭火でかば焼きとして焼き、仕上げにタレをかけたうなぎと錦糸卵をごはんにのせ、1分間急速に蒸して仕上げます。蒸してあるのでごはんも鰻もふっくらの熱々です!臭みがないので山椒をかけないで食べるそうです。
本吉屋さんは柳川市最古のうなぎ屋で1681年創業、350年続くせいろ蒸し発祥のお店で、今の店主は10代目です。
江戸時代初期、柳川藩は天然のうなぎの産地でした。本吉屋さんの初代は創業当時はかば焼きを提供していたそうです。地元のお客様から「熱々の鰻を食べたい」との要望が多く、せいろで蒸したのが始まりで、1700年頃に考案されたそうです。
『皿屋福柳』柳川市 創業260年 ホームページ
「鰻せいろ蒸し」2850円
創業260年の老舗です。せいろ蒸しよりも手軽な、うなぎのおむすびのセット「うなむす昼膳」1700円があります。
『柳川藩主立花邸 御花』柳川市 ホームページ
柳川の有名観光地であり、旅館でもある御花さんでは『おはなのうむすび』540円がテイクアウトできます。温めて食べたり、うな茶漬けにしたりすることもできます。
『福泉操』柳川市 ホームページ
鰻を中心にタレの染みたご飯で海苔巻き上にした『うな巻き定食』1430円があります。
『万榮堂』柳川市 ホームページ
『うなぎめしピザ』が紹介されました。
ピザ生地にタレで味付けしたご飯を敷き、細かく刻んだせいろ蒸しの鰻を散りばめ、チーズをトッピングしてオーブンで焼いたもので、美味しそうです。ホームページには、柳川野菜のトマト、なすび、アスパラの3種類の掲載がありました!
「日本のベネチア」と言われる柳川で、イタリア料理と柳川名物のコラボレーションメニューと言えますね!
「柳川」と言えば「うなぎのせいろ蒸し」というのは福岡県では当然のことなのですが、歴史の長い、貴重なご当地グルメなのですね。
価格がお高いので、しょっちゅう食べる訳にはいきませんが、「おむすび」や「うな巻き」などお手軽なメニューもあって嬉しいですね!
また、この放送では「海なし県なのに琵琶湖がハワイ化!? 滋賀県民の真実」と、「ケンミン小さな秘密」として宮城県の青い「松川だるま」が紹介されました。
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