【秘密のケンミンSHOW極】かすうどん(大阪府) 2023/5/18放送

大阪では超メジャー『かすうどん』

大阪府民は「うどん」を熱愛していて、「おうどん」と呼んでいます。その「おうどん」の中でも人気なのが『かすうどん』です。

名前からは天かすを想像しますが、その正体は牛のホルモン(小腸)です。大阪特有のやわらかいうどんの上にお肉のような油かすがのっていて、澄んだお出汁には脂がたっぷりと浮いています。この油がコクや甘味を出していて、意外にあっさりとしているそう。大阪府内のうどん店を中心に600店舗以上で提供されていて、大阪では超メジャーのうどんです。

番組での紹介店

『KASUYA』 ホームページ

かすうどん(かす大盛) 1100円

大阪府内に18店舗展開するチェーン店で、かすうどんを広めた元祖店として有名。

かすうどんにのっている「油かす」の作り方は、まず蒸して下処理をした後、ホルモンを素揚げするそうですが、牛の小腸そのものから油がたくさん出るので、その油で揚げるそうです。そうすることで牛の旨味が凝縮され、コクと甘味が出るとのこと。

 

はびきのうどん』藤井寺市 食べログ

この店舗でもかすうどんは大人気です。「かすきつね」はおあげとかす、かすが入った「かすカレーうどん」950円、「肉かすうどん」850円などがあります。かすうどんはどんなトッピングとも相性が良いのです。

 

かすうどん えびす』八尾市 ホームページ

屋台風かすうどん かすまる』大阪市福島区 食べログ

龍の巣 心斎橋ミッテラ』大阪市中央区 ホームページ

こちらは焼肉店。大阪では焼肉のシメに冷麺でなくかすうどんを食べるのが定番だそうです。

スタジオの栃木県ケンミンスター石川恋さんは、龍の巣さんの梅礒かすうどん(1298円)がおすすめだそうです。うどんに梅干しともずくが入っています。

かすうどん 恵比寿屋本店』大阪市浪速区 ホームページ

こちらのうどん店では、まさかのうどん抜きメニュー「かす吸い」700円も大人気だそうです。

かすうどんはどのようにして誕生したのか? 

かすうどんの元祖、KASUYAさんの社長の話によると、かすうどんは元々南河内エリアで食べられていた家庭料理だったそうです。南河内では食肉処理場が多くあり、加工業者も集まっていたそうで、牛の小腸を油で揚げた「油かす」が保存食として明治時代から食べられていました。1995年のKASUYAの創業の際、地元羽曳野で食べられていたかすうどんをメニューに取り入れたことから人気になり、大阪全体に広まっていったそうです。

↓かすうどんはこちらのページからも購入可能です。↓


 

群馬のケンミンスター井森美幸さんからは、群馬県には「水沢うどん」「おきりこみうどん」があることが紹介されました。

広島のケンミンスター、アンガールズ田中さんは、広島には豚の腸を揚げた「せんじがら」があると紹介してくれました。

 

大阪らしい、超庶民的熱愛グルメですね!大阪の透きとおったお出汁が美味しくて有名ですが、地元にこんな人気メニューがあったとは初耳でした!

 

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