新潟県民はせんべいが大好き
新潟県民がぶっちぎり日本一なことは、せんべいを熱愛していていることです。そしてもちろん、せんべいをよく食べます。
日本で販売されているせんべいは約3000種類ほどあり、ソフトサラダで有名な亀田製菓、ばかうけの栗山米菓、チーズおかきのブルボンはいずれも新潟に本社を置くお菓子メーカーです。
新潟県のスーパー(原信)では、米菓と柿の種の売場が別々にあり、せんべいは約100種類ほどのラインナップがあることが紹介されました。
新潟県民の推しせんべい紹介
『りゅうと』雪国あられ
たっぷりの出汁醤油を染み込ませたぬれあられです。
『ふんわり名人きなこ餅』 越後製菓
世界一やわらかい、口どけのよい食感のお菓子を目指して作られた、フワッ、サクッとした食感のおかきです。東京では手に入らない、チーズ、ミルク、黒胡麻味も販売されています。
『瑞花』岩塚製菓
岩塚製菓さんの高級米菓ブランドで、贈答品として人気です。国産米100%で作ったうす揚げのせんべいで、味は4種類あります。
その他新潟のせんべい情報
各米菓メーカーの工場の直売所で、割安にまとめ買いをするのが新潟県民の定番です。
新潟市の『せんべい王国』という施設では、せんべいの手作り体験ができます。
また、新潟県民のせんべいのアレンジとして紹介されたのは次の3つです。①柿の種を砕いて、鶏肉のから揚げの衣にして食べる。②濡れせんべいとご飯を一緒に炊き、炊き込みご飯のようにして食べる。③岩塚製菓のリゾーノはチーズっぽい味なので、砕いてパスタに賭けて食べる。
なぜ新潟県はせんべい王国になったのか
長野県、山形県、富山県、群馬県など、数ある米どころの中で、なぜ新潟県がせんべい王国になったのでしょうか。新潟米菓組合理事長で岩塚製菓CEOの槇春夫さんの話によると、昭和33年に新潟県の公的機関、新潟県食品研究センターが米菓製造ハンドブックを県内の米菓メーカーに無償で配布したことが始まりだそうです。その本は、それまで職人が行っていたせんべいの製造を、機械化や自動化するための方法をまとめたものでした。その後、各社が商品づくりに切磋琢磨して様々な米菓を開発し人気を得たことで、新潟県がせんべい王国となったそうです。
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