大阪府民は、子供から大人までのたこ焼きが大好き。大阪府民はたこ焼きと共に人生を歩むと言っても過言ではないほどです。そんなたこ焼きとの府民の人生を振り返ります。
子供時代は近所のお店で
大阪では子供の時は、学校と家の間の近所のたこ焼き屋に通います。近所のおばはんが一念発起してプレハブで始めるお店のイメージです。数多い府内のたこ焼き店の約半分が個人店と言われています。住宅街の中にある個人店は子供同士や親子連れの客がメインです。
『たこひろ』大阪市住吉区 食べログ
小学校の近くにある、自宅の一階で切り盛りする店舗。店主は80代の女性です。近所の常連小学生が小遣いを持ってたこ焼きを買いにくるところが紹介されました。10個100円のところ、12個入れたりしておまけするときもあるとか。メニューにはのせてないけれど、子供だけに5個100円で販売している人情味溢れるお店です。
『西村たこ焼店』大阪市生野区 食べログ
桃谷本通商店街にある創業70年の個人店。タコの他にコンニャクを入れて食感をプラスしています。たこ焼きは5個で170円と子供でも買えるお手頃価格です。
中学・高校・大学時代は繁華街で
行動範囲が広がり、繁華街の人気店にいくようになると、500円くらいの贅沢なたこ焼きを食べるようになります。
大阪キタには、人気店5店舗が集まる人気グルメエリア『OSAKAたこ焼きマーケット』があります。
『甲賀流 アメリカ村本店』大阪市中央区 ホームページ
ソースマヨ 10個 550円
ミナミにある人気店。府内に6店舗展開する人気チェーン店。寿司のネタにもできるほどの新鮮なタコを使っています。網掛けマヨネーズは甲賀流が発祥です。
店舗の目の前にある三角公園(御津公園)では、たこ焼きを食べるたくさんの若者を見かけます。
『あべのたこやき やまちゃん本店』大阪市阿倍野区 ホームページ
天王寺を本店に8店舗展開。
ヤングB(720円)は一番の人気メニューで、醤油ダレとマヨネーズがかかっています。ソースよりもさっぱりと食べられると好評です。
↓やまちゃんのたこ焼きはこちらからも購入できます。↓
大人になってからは自分好みのお店へ
長年色々なたこ焼きを食べてきた大人の大阪府民は、自分好みの名店に行きつきます。
『うまい屋』大阪市北区 食べログ
天五中崎通商店街にある昭和28年創業の老舗です。ミシュランガイドビブグルマンに3年連続掲載された名店です。
『たこ焼き 寛子』大阪市北区 食べログ
天神橋筋商店街近くのたこ焼き店。店主は80歳代後半ながら現役でたこ焼きづくりをしています。
たこ焼き居酒屋が増えている
近年、たこ焼きをつまみにお酒を飲める居酒屋が増えています。子供の頃に味わった懐かしい味を酒のつまみとして食べる、大人が楽しめるお店です。
『タコタコキング 周防町本店』大阪市中央区 ホームページ
『さすけ』大阪市豊島区 食べログ
『美輝』大阪市都島区 食べログ
人気メニューは、ごま油ネギ塩 10個 480円です。
幼い頃から老いていくまで、大阪府民のそばにはいつもたこ焼きがある、ということがよくわかる感動的な回でした。ソウルフードの真髄を見たような気持になりました。
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