青森県はリンゴの産地で、食べきれないリンゴはジュースやジャムに加工されます。りんごの加工品の中でもアップルパイは人気が高く、青森の老若男女が熱愛していて、青森市や弘前市ではアップルパイがいたるところで販売されています。その中でも市内に50軒以上ものアップルパイの販売店がある弘前市にスポットを当てて紹介されました。
番組内での紹介店
『パティスリーヴェルジェ』弘前市 ホームページ
窯出しアップルパイ 299円 巾着型のアップルパイで、多い時は1日600個売れることもあるそう。
『ボンジュール 弘前城東店』弘前市 ホームページ
アップルパイ 310円
『藤田記念庭園 大正浪漫喫茶室』弘前市 食べログ
大正時代の洋館の中にあるアンティークな内装が人気のカフェ。
アップルパイは7種類あり、弘前市内の人気店のアップルパイの食べ比べができます。
タムラファーム、津軽ゆめりんごファーム、ジャルダン、きむらや、ないすらいふ、オークレール、ピーターパン洋菓子店、双味庵のアップルパイが用意されています。
『アンジェリック』弘前市 ホームページ
弘前市のアップルパイの中でも、地元から絶大に支持されているのはこちらのお店です。多い日は1日に1000個くらい売れるそうです。
アンジェリックさんでは、パイ生地にリンゴジャムとりんごペーストをのせ、縁にグラニュー糖をまぶします。りんごはスライスしたものを生のままのせてオーブンで焼き、アプリコットジャムでコーティングして仕上げます。
アップルパイには過熱したリンゴを使うのが一般的ですが、アンジェリックさんでは、素材の良さを生かすため生のまま焼き、シナモンも使用していないとのことです。
スタジオでの試食もアンジェリックさんのアップルパイが提供されていました。
※アンジェリックさんは、令和5年7月1日から店名を『グランメルシー』に変更して営業をされています。
弘前市でなぜアップルパイがこんなにも人気になったのか
青森県はりんごの生産量が日本一で、りんごが用意に手に入りやすいのも要因の一つです。また、明治時代以降、「学都弘前」を目指して外国人教師を積極的に招き、西洋文化をいち早く取り入れていったことから、アップルパイが根付き、家庭でもよく作られるようになったそうです。
変わりダネアップルパイ
『タムラファーム』弘前市 ホームページ
アップルパイをバラの花のように盛りつけた、『アップルパイローズ』3456円があります。(要予約)
『フランス食堂 シェ・モア』弘前市 ホームページ
まるごとりんごチーズ風味パイ 880円
フランス料理店の、丸ごと1個のりんごを使ったアップルパイです。芯の部分に入れてあるクリームチーズがアクセントです。
『コマモ・シフォン』弘前市
りんごもちパイ 324円
アップルパイの中に大福が入っています。
このコーナーの最後に、伝説的イベントの秘蔵映像が紹介されました。それは、2014年直径3mの巨大アップルパイ(1800食分)を焼き上げている映像です。ネット検索してみると「巨大アップルパイ 世界に挑戦する会」というサイトを見つけました。りんごの産地の弘前をアピールする有志の会です。このサイトで巨大アップルを見ることができます!
古い洋館があるのは、神戸、門司、長崎など、西日本の港町のイメージだったので、東北の地に古くからのお洒落な洋館など、西洋文化の影響を強く受けている土地があるとは、失礼ながら驚きでした。
弘前は人口約18万人程度で大都市ではありませんが、りんごの他にも弘前城やねぷたなど、魅力たっぷりの都市ですね。
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