広島のケンミン熱愛グルメは『イカ天』
おやつや酒のつまみとして人気の『イカ天』が紹介されました。スルメイカをローラーで薄くのばしてフライにしたものです。国内イカ天メーカー10社のうち8社が広島県にあります。広島県民はこのイカ天を熱愛しているのです!
イカ天発祥と言われる尾道市内のスーパーではたくさんのイカ天が販売されています。パキッと折れる一般的なハードタイプと、やわらかいソフトタイプとがあります。瀬戸内れもん味、とまと味イカ天、はっさく味、海苔味など味のバリエーションも豊富です。
広島県民のイカ天の使い方色々
①お好み焼きに入れる
お好み焼きの具のイカと言えば、一般的には生のイカを使いますが、広島のお好み焼きにはイカ天を使います。広島のお好み焼き屋には必ず具材メニューに必ずイカ天があります。イカ天がキャベツの水分で蒸されることで、旨味と甘味がお好み焼き全体に浸透して美味しいのだそうです。
『蔵屋 本店』広島市中区 ホームページ
『鉄ぱん屋 弁兵衛』八丁堀店 広島市中区 ホームページ
②焼きそば、焼きうどんに入れる
具材に入れると旨味がアップします!
③うどんにトッピング
熱々のうどんにイカ天をのせ、出汁でふやかしてたべます。
④イカ天おにぎり
砕いたイカ天、めんつゆ、ネギを熱々ごはんと混ぜてイカ天おにぎりを作ります。
実際に作ってみました!おにぎり1個につきイカ天一枚でちょうどよかったです。コクと旨味のあるイカ天と、さっぱりとしたネギの組み合わせがとっても美味しいおにぎりです。
⑥サラダに砕いたイカ天をかけてクルトン風に
実際に作ってみました!番組ではれもん風味のイカ天を砕いてましたが、マヨネーズ風味の商品をみつけたので、かけてみました。
イカ天の歴史
尾道市の『まるか食品株式会社』の人によると、イカ天は尾道が発祥と言われているそうです。江戸時代後期、尾道は瀬戸内海の交通の要衝として物資が大量に集まる場所でした。
その一つとして、北海道でとれるスルメイカが尾道で大量に売買されていました。当時は冷凍技術が発達しておらず尾道で流通するスルメイカは乾物のみでした。おいしく食べるためにイカを薄く伸ばす『のしいか』という技術が広まり、戦後の頃にはのしいかを天ぷらにしたイカ天が誕生したと思われます。
イカ天は海鮮の旨味がたっぷりで、食べ始めたら止まらなくなりますね。
以前から時々購入している、筆者ます子のおすすめのイカ天です。前述のまるか食品さんの商品で、『あさりバター味イカ天』『ごま油香るサクサク韓国風のり天』がお気に入りです。近所のスーパーで購入しています。
まるか食品さんの瀬戸内れもん味のイカ天は、ANAのCAさんのおすすめ商品として2019年頃大ブームになりました。
まるか食品さんのイカ天はこちら↓から購入できます。
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