道の駅紹介
北海道には道の駅が129箇所あり、都道府県別で全国最多です。その中から今回紹介されたのは、『道の駅なないろ・ななえ』です。函館から車で30分程度の七飯町にある大人気の道の駅で、毎年100万人の人が訪れます。近くには大沼国定公園があります。
七飯町は、西洋りんご栽培の発祥地で、明治2年から始まりました。道の駅ではリンゴジュースの飲み比べをする『ききりんごセット』やいももちにリンゴジャムを入れた『もっちりんご』などのりんごを使ったスイーツが販売されています。
また、七飯町は男爵イモの発祥地でもあり、直売所の隣には『THE DANSHAKU LOUNGE』というレストランがあり、フライドポテトやじゃがバターなど、様々な男爵いもの料理を味わえます。
パンのお供に『クリームチーズイカ』
クリームチーズにイカの塩辛が入ったものをトーストにのせて食べるそうですが、見た目は違和感満載です。製造・販売しているのは函館市の株式会社ユニフーズさんという塩辛のメーカーさんです。
「ありそうでなかった商品を作りたい」とのことで、クリームチーズイカを考案したそうですが、始めは社内でも不可能だろうという意見が多かったそうです。というのも、塩辛とチーズの組み合わせは発酵食品同士で、ただ混ぜるだけでは味が悪くなる恐れがあったそうです。
一番苦労したことは、クリームチーズの味が塩辛のワタの風味に負けてしまわないように味のバランスの整えることでした。また、見た目もパンに合うように、イカの皮を剥がして真っ白い色になるよう工夫をしました。専用の北海道産のクリームチーズとイカワタと一緒に混ぜ合わせ、冷蔵庫で一週間ほど寝かせて完成です。
スタジオでの試食では、塩辛感を感じながらもパンに良く合うと好評でした。
トーストにイカの身がのっているのはかなりの衝撃でしたが、スモークサーモンのサンドイッチや、たらこスパゲッティなどのように、海産物と小麦粉の組み合わせは案外美味しく、これからスタンダードになっていくかもしれませんね!
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