秘密のケンミンSHOWは放送15周年を迎えたそうです!
その間、鳥取県のネタが取り上げられたのは全国で最下位の6回だそうです。(とうふちくわ、牛骨ラーメンなど)
今回は『秘密の名産地 売るほどあるから持ってきな』鳥取の超有名特産物の梨の紹介です。
鳥取県産『二十世紀梨』の国内シェアは78%
梨の品種の中でも知名度の高い『二十世紀梨』は国内シェアの78%が鳥取産です。
たくさん生産されている鳥取県民にとって梨は、買うものではなく親戚やご近所からもらって食べるものという認識している人が多いようです。
県内では年間を通して19品種が栽培され、8月から年を越して2月まで、なんと7か月もの間梨を食べることができるそうです。
梨狩りが出来る鳥取市の『観光農園 橋本園』さんが紹介されました。ホームページ
内の鳥取市内の道の駅『地場産プラザ わったいな』で、大量に陳列されていた地元産の梨が紹介されました。ホームページ
新品種 新甘泉(しんかんせん)
梨は大きく二種類に分類されます。
赤梨は甘味が強くやわらかい食感で水分が多くジューシー。(幸水など)
青梨はシャリシャリとした食感で酸味があり爽やか。(二十世紀)
近年人気急上昇中の新品種『新甘泉』(しんかんせん)は赤梨の一種です。青梨のシャリシャリ感と赤梨の強い甘みの両方を兼ね備えた品種です。糖度は13度以上で収穫期間はたったの2週間ほど。鳥取のみで栽培されているそうです。
梨のデザートいろいろ
鳥取ケンミンの家庭では、梨をたくさんもらうのでシロップ煮をつくり「梨のパイ」や「梨のタルト」などの梨スイーツを作るそうです。
『ぱにーに』湯梨浜町 ホームページ
バウムクーヘンの中にまるごと二十世紀梨のコンポートが入った『天女の梨クーヘン』2500円が紹介されました。また、ぱにーにさんでは足湯につかりながらイートインできるスペースもあるそうです。
湯梨浜町(ゆりはまちょう)ってずいぶん素敵な名前だと思い調べてみると、2004年(平成16年)に2つの町と1つの村が合併して誕生した町だそうです。町の特色の湯(温泉)、梨(二十世紀梨)、浜(砂浜)が由来です。
鳥取県の梨の歴史
梨は日本古来の果物で、弥生時代から食されていたと言われています。
鳥取県では、明治37年に20世紀梨の栽培が開始されました。急斜面の多い鳥取でも栽培できる果物として県内全域に広まりました。
『JA鳥取いなば』さんの建物のすぐそばには、1941年創建の木乃美(このみ)神社があり、二十世紀梨の原木が御神体なのだそうです。
倉吉市には『鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館』があり、梨の歴史や種類を学んだり、子供達が遊べる大型遊具で遊ぶことができます。日本唯一の梨の博物館です。ホームページ
番組では紹介されませんでしたが、2021年の都道府県別梨の収穫量ランキングでは、1位が千葉県、以下茨城、福島、栃木、長野と続き鳥取は6位だそうです。有名なのでもっと上位かと思っていました。二十世紀梨のブランド力が強いのでしょうね!
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