地元のケンミンだけに熱愛されるローカルの弁当が紹介されました。
あみ焼き弁当(静岡県)
しずおか弁当さんが販売しているあみ焼き弁当(680円)が大人気です。
様々な弁当を販売していますが、あみ焼き弁当は保温庫で管理して、ほかほかの温かいものを販売しています。
白米の上に、甘辛味の香ばしい焦げ目がついた薄切り豚バラ肉がのせてある超シンプル弁当です。他のおかずや漬物なども一切ありません。唯一七味がついています。
コールスローサラダ(キャベツ)がたったの30円で販売されているので、野菜を一緒に食べたい人におすすめです。
米粒の大きさが違うことでタレが米によく絡むよう、お米は4種類をブレンドして炊き上げているこだわりようです。メニューは豚バラ肉だけでなく、牛カルビ、牛ハラミ、牛豚ミックスなどもあります。
しずおか弁当さんは、深夜3時まで営業していて、静岡ケンミンは飲んだ後のシメとして食べる人が多いそうです。あみ焼き弁当の売上は日中よりも夜の時間帯の方が断然多いとのことです。
しずおか弁当さんは1973年に誕生しました。当時の社長が旅行が好きで、全国を旅したところ、北海道の豚丼に出会ったそうです。静岡は鰻を食べる文化があり、甘辛のタレが静岡の鰻と似ていることから、静岡でも馴染むメニューになるだろうと、あみ焼き弁当を考案したそうです。
『しずおか弁当』静岡市葵区 ホームページ
イカタル弁当(福岡県)
福岡県の大牟田市では、イカタル弁当(600円)が熱愛されています。大牟田市内の7件で販売されていますが、元祖はカントリーキッチンさんというお店です。
イカタル弁当は、海苔弁のようにご飯の上に海苔を敷き、昆布の佃煮、ちくわの揚げ物、漬物などがのっていて、たっぷりのタルタルソースの上にイカゲソのから揚げがのせてあります。
このオリジナルタルタルソースが人気の秘密で、玉ねぎやピクルスがないので酸味は少なく、甘い味に仕上げてあります。カントリーキッチンさんのレシピは門外不出となっているそうです。イカタル弁当はタル増しが可能で、イカゲソが見えなくなるほどたっぷりタルタルソースをかけることができます。また、甘いタルタルソースの上に九州の甘い醤油をかけて味変を楽しむこともできるそうです。
カントリーキッチンさんでは、昭和50年頃、女将さん夫婦でイカタル弁当を考案したそうです。海苔弁をアレンジして、オリジナルのタルタルソースとイカのから揚げをのせたところ大牟田の炭鉱マンの間で大人気になったそうです。
※イカタル弁当販売店
マルミヤストア 大牟田店
カントリーキッチン ホームページ
第二銀れい
ロコキッチン ホームページ
おべんとうタル助 食べログ
※食堂や居酒屋などでも提供されています。
にの家 食べログ
大牟田天然温泉 最高の湯
どちらの弁当も個性的で魅力的ですね!
お弁当箱ってめっちゃワクワクする日本文化だと思います!
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