三原市の広島県民が熱愛!タコ天
広島県南部三原市では、タコの足を天ぷらにした『タコ天』が熱愛されています。広島県全域で100店舗以上で提供されている超定番の天ぷらです。
三原市では、タコの足を丸々一本揚げるのが定番です。衣にしっかりと味がついているので、天つゆはつけないで食べます。
タコ天は家では作ることはほとんどなく、お店で購入したものを家庭で食べます。タコは吸盤に水分が残っていることが多く、油跳ねが多いので家庭で揚げるのは難しいそうです。
タコ天の提供店では、タコの足を一度冷凍させて繊維を柔らかくし、吸盤の中の水分を一つ一つ丁寧に取り除いて天ぷらを作ります。
広島市内では、一口サイズのタコ天が定番です。
紹介店情報
『下町の居酒屋 六文銭』広島県三原市 ホームページ
『おはぎのこだま』 広島県三原市 食べログ
創業57年で、惣菜や弁当などもを販売している店舗です。
『たこ楽天』広島県三原市 ホームページ
『タコ天・濱』広島県三原市 食べログ 道の駅のタコ天屋さん
『お食事処 蔵』広島県三原市 ホームページ
創業43年のタコ料理の専門店。タコ飯、タコのしゃぶしゃぶ、タコ酒など様々なタコ料理が楽しめます。
『うきしろ亭』 三原市 うどん屋 食べログ
タコ天丼 750円
『キッチンルマーダ』広島県三原市 ホームページ 道の駅のレストラン
タコ天カレー 1280円(限定8食)
一本丸ごとのタコ天がのったカレー。はさみで切りながら食べます。
なぜ三原市でタコ天が熱愛されるようになったのか
三原市は古くからタコ漁が盛んなタコの町でした。三原周辺は潮の流れが速く、岩場にタコが張り付くため、筋肉が発達した肉厚なマダコが豊富に獲れます。三原のブランドタコはやっさタコと呼ばれています。
タコ天は、漁師飯だったものが、一般に広まったと思われます。
東日本では、水分が多くやわらかいミズダコが多く獲れ、生で食べるのに向いているので、タコ天のような加熱調理をする食べ方が広まらなかったと考えられます。
番組内では、三原市のいたるところでタコの産地をアピールする看板を目にすることが紹介されました。広島県内に100店舗以上の提供店があるようですが、三原の足一本丸ごとの天ぷらは魅力的ですね。
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