今治スタイルの焼き鳥とは
今治市は、人口あたりの焼き鳥屋の店舗数がとても多いそうです。
具は鶏皮が大人気で、串に刺さずに皿に盛ってあり、塩味ではなくタレで食べるのが定番です。
今い治の焼き鳥は炭火ではなく、鉄板に肉をのせ、さらに重しでプレスするようにして焼くので、カリカリ食感が特徴です。
串にささった具材も重しをのせてプレスして焼きます。鉄板で焼くことで炭火で焼くよりも早く提供できるそうです。今治市内にある焼き鳥店の約半数が鉄板で焼くスタイルのお店です。
『せんざんき』というから揚げのようなメニューも人気です。たっぷりのニンニク、生姜、醤油で濃く味付けしてあります。甘いタレの鶏皮に対して、しょっぱいせんざんきを食べるのだそうです。
紹介店情報
『新味鳥』今治市 食べログ
飲んだ後のシメに、丼ごはんにカリカリの鶏皮を敷き詰めた鶏めしも人気です。
『はち八』今治市 食べログ
『まる屋』今治市 食べログ
『ガールズバーゼブラ』さんでも、店内のフライパンで鶏皮を焼き、平たい鉄でプレスをして今治焼き鳥のおつまみを作るところが紹介されました。
今治焼き鳥の始まり
『五味鳥』今治市 食べログ
今治焼き鳥発祥のお店です。現在91歳の初代店主さんが、昭和36年頃今治焼き鳥を考案しました。
店主さんが大阪でレンコンの肉詰めを鉄板で焼いているところを見て、今のスタイルの焼き鳥を考案しました。
今治は造船所の職人が多く、せっかちなところから、炭火で焼くよりも鉄板で焼いて提供する方が待たなくて済むため、他のお店にも広まっていったそうです。
ます子のInstagramでは、筆者が食べた全国の美味しいものを配信中
Xではブログ更新をお知らせしています。