【秘密のケンミンSHOW極】勝浦タンタンメン(千葉県)2024/4/18放送

担々麺というと、練り胡麻の風味でピリッと辛く、ひき肉やチンゲン菜などがトッピングされた中華メニューを思いうかべますが、千葉県勝浦市には『勝浦タンタンメン』という大人気ご当地メニューが存在します。地元では勝タンと呼ばれています。

スープの表面には真っ赤なラー油がコーティングされていて、いかにも激辛メニューのようです。このメニューは、まずスープと麺を混ぜ合わせてから食べるそうです。

丼の下部は醤油ラーメン、上部はラー油と具材(挽肉・玉ねぎ)が一体化したものが入っています。上部のラー油の部分だけが辛いので、混ぜ合わせることで辛味と甘味を融合した味わいになります。

勝浦市内では約35店舗で提供されている熱愛メニューです。

海鮮本陣 魚祭』千葉県勝浦市 ホームページ

ジャオ』JAO 千葉県勝浦市 食べログ

ニュー福屋』定食屋 千葉県勝浦市 食べログ

勝浦つるんつるん温泉』千葉県勝浦市 食べログ

ラーメン松野屋』千葉県勝浦市 食べログ

平成10年創業の行列ができる人気店です。勝浦タンタンメンの作り方は、こちらの店舗のものが紹介されました。

スープの表面の赤くて辛そうなラー油は自家製で、そのラー油だけで生玉ねぎと豚ひき肉を煮込みます。ラー油の下の醤油ラーメン部分は、中細縮れ麺を使用しており、この部分だけでも美味しそうです。

たまや』千葉県勝浦市 食べログ

cafe & kitchen DOLPHIN』千葉県勝浦市 食べログ

ウルティマレッドは、勝浦タンタンメンの中でも一番辛いと言われているメニューです。

あまからや』千葉県勝浦市 食べログ

『Banzai Cafe』千葉県勝浦市 ホームページ

Banzai風 タンタンパスタ 1300円

お食事処 欅(けやき)』 千葉県勝浦市 ホームページ

あんかけスタイルのタンタン焼きそば 850円

 

全国的に知られている練りゴマ風味の担々麺は、四川料理の父陳建民氏が日本人向けに作ったオリジナルの中華料理です。

勝浦でタンタンメンが根付いたのは昭和30年代前半と言われています。元祖勝浦式担々麺 江ざわの初代店主が、戦後に満州から引き揚げ、勝浦で大衆食堂を始めました。

元々中国の担々麺は汁がない辛味の強いまぜそばでしたが、当時日本にはまだ汁なしのスタイルが根付いていませんでした。そこで初代店主が、食堂で提供していた醤油ラーメンにタンタンメンの具をかけてラーメンスタイルで出したのが勝浦タンタンメンの始まりと言われています。

勝浦の漁師や、海女さんたちが、海で冷えた体が温まると人気になり、勝浦市内に広まっていきました。

元祖勝浦式担々麺 江ざわ』 食べログ

↓勝浦タンタンメンは、楽天市場でも販売されています。↓



 

昭和30年代前半から根付いている、歴史のあるご当地メニューですね。
見た目はシンプルですが、60年以上も続いている愛されメニューであることは間違いないようです!

 

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