室蘭のご当地グルメ『室蘭やきとり』は豚肉!
札幌市から南へ130キロのところにある室蘭市では、『室蘭やきとり』という豚肉の串焼きが地元の人気グルメなのだそうです。室蘭観光協会調べによると、室蘭市は人口あたりの焼き鳥店軒数全国2位だそう。昭和初期頃から製鉄所等の労働者に愛され広まり、現在は市内にやきとり店が50軒ほどあるそうです。
室蘭市のやきとり店では、まず『ブタセイ』を注文するのが定番。「豚の精肉」という意味だそうです。一口サイズの豚肩ロースと、たまねぎが交互に串さしにしてあり、甘辛醤油タレがたっぷりとかかった焼きとりです。からしをつけて食べるようです。
【紹介店】
『やきとりの一平 本店』室蘭市 ホームページ
『やきとり岸屋』室蘭市 ホームページ
やきとり岸屋 二十周年記念!
— やきとり 岸屋 (@kishiya1129) March 21, 2020
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『鳥辰』室蘭市 食べログ
室蘭以外でも、札幌をはじめ道内の多くのやきとり店が、豚肉の串焼きを提供しているそうです。
【紹介店】
『やき鳥 きたな』札幌市 ホームページ
旭川市では豚ホルモンが人気!
北海道第二の都市、旭川市では『豚ホルモン』がよく食べられていて、市内の40軒以上のお店で提供されています。専門店もあるそうです。大正時代から養豚所が点在している旭川では、新鮮でリーズナブルなホルモンが愛されているそうです。新鮮なホルモンに塩コショウで味付けをし、炭火で焼くシンプルなスタイルが定番です。
【紹介店】
『炭や』旭川市 食べログ
『炭火焼肉 七輪屋』旭川市 ホームページ
『栗の木 本店』旭川市 食べログ
帯広名物の豚丼は北海道豚肉料理のキング
今やあまりにも有名な帯広市の『豚丼』は、北海道の豚肉料理の中でも別格扱い。お店の紹介は特にありませんでした。
北海道のすき焼は豚肉が一般的
「すき焼き」と言えば、牛肉を使った特別な日のメニューという感じがしますが、北海道の家庭では日常的に食べる鍋料理の一つとして、豚肉のすき焼きを作ることが紹介されました。スーパーの精肉コーナーには、すき焼き用の牛肉があるものの、すき焼き用の豚肉も販売されているそうです。
函館市のソウルフードやきとり弁当
函館市の地元のスーパー『ハセガワストア』で販売されている『やきとり弁当』は、地元のソウルフードと言われるほど人気なのだそうです。
名前はやきとりですが、豚バラ肉の串焼きがのっています。肉を焼く時にスプレーで赤ワインを吹きかけて、風味を良くしているそうです。このお弁当は、容器の横に溝があり、フタでお弁当の中身を押さえて、溝に沿って串を抜いて食べるそうです。何とも楽しいアイデアです!
『やきとり弁当』の誕生秘話を詳しく紹介してあるハセガワストアさんのHPはこちらからどうぞ。
『函館市公式観光情報 はこぶら』では、たくさんの写真と一緒にハセガワストアさんが紹介されています。こちらからどうぞ。
北海道はなぜ豚肉が多く食べられるようになったか
約160年前、函館開港の時に北海道に豚が持ち込まれたそうです。その後、札幌や旭川など人口の多い地区で養豚が盛んになり、豚肉を食べる習慣が道民に広まりました。
一方、北海道の牛は乳牛がメインだったため、食べる肉としては豚が身近な存在となりました。家計調査によると、札幌市では、年間支出金額が牛肉の倍以上の金額を豚肉に使っているそうです。
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