ヒミツの大阪 手土産編
一般的に手土産と言うと、上質で高級感のある菓子折りや話題のスイーツなどを選ぶことが多いと思いますが、大阪ではビジネスシーンで『アイスキャンデー』を手土産に利用することが多いそうです!
『アイスキャンディー』ではなく『アイスキャンデー』と呼ばれ、とても喜ばれる手土産なのだそうです。
ビジネスシーンにしてはちょっとカジュアルなイメージがありますが、なにわビジネスマンの鉄板手土産2大アイスキャンデーの紹介です!
豚まんでおなじみの『551蓬莱』
豚まんでで超有名な『551蓬莱』さん。ホームページ
551さんのアイスキャンデーは、人気ナンバーワンのフルーツ味をはじめ、ミルク、抹茶、アズキ、パイン、チョコの6種類。なんと68年続く超ロングヒット商品なのだそう。
大阪府民は手土産として数十本を一度に買うことも多く、年間1000万本以上売り上げるそうです。
↓少し古い情報ですが、551さんのFacebookページです。
こちらから購入することもできます。
『北極』1975年創業アイスキャンデー専門店
北極 ホームページ
一店舗のみの営業ですが、大阪のアイスキャンデーと言えば551と並ぶ有名店です。
棒が斜めにささっているのが大きな特徴です。アイスの対角線上に棒をさすことでアイスとの接着面が増え、時間が経ってもアイスが落ちにくいそうです。
また、アイスキャンデーを箱詰した時に、棒が斜めになっているため、ドライアイスを入れるスペースが大きくなるそうです。それにより最長8時間もの持ち運びが可能なんだそうです!
ミルク、あずき、パイン、ココア、イチゴ、抹茶、さつまいも、オレンジの8種類があり、一つ一つ職人さが手づくりしています。
大阪のアイスキャンデーの手土産の歴史
北極さんの2代目社長によると、1945年に難波で大阪で初めてのアイスキャンデー専門店『北極』をオープン。翌年には日本で初めて持ち帰り用のドライアイスの提供を始めたことからアイスキャンデーの手土産文化がスタートしたとのこと。1950年代に入ると、難波の歌舞伎座に通っていたお客さんが、役者さんへの手土産として贔屓してくれたことから評判が広がり、大阪の手土産として定着していったそうです。
高級店の菓子折りでなく、カジュアルな印象が大阪府民の気取らない性分に合っていたのでしょうね。何よりもこの2店のアイスキャンデーが美味しいからこんなに熱愛されているんでしょうね。食べてみたい!
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