ラーメン王国新潟県で新しいラーメンがブーム
背脂ラーメン(燕市)、生姜醤油ラーメン(長岡)、カレーラーメン(三条)、あっさり醤油・濃厚味噌(新潟市)が新潟五大ラーメンと呼ばれていますが、ここ数年でブームになっているのが『麻婆麺』です。
新潟の麻婆麺は、麺が見えないほど餡がたっぷりと入っているのが特徴です。ラーメンのスープを麻婆豆腐の餡にも使っているので、餡とラーメン味が馴染むところが美味しくて人気がある理由の一つです。街中華やラーメン店など、新潟市内だけで100軒以上で提供されている、新潟では定番のメニューです。
醤油ベース、塩ベース、豚骨ベースなど味のバリエーションも豊富です。
紹介店情報の
『ラーメン工房まるしん』新潟市江南区 食べログ
ベースは醤油ラーメンで、麻婆豆腐の餡ももちろん同じスープで作っています。
『麺屋Aishin』新潟市東区 ホームページ
ラーメンのベースは煮干し出汁を使用した和の風味で、しっかりと出汁が効いてます。
『麺体誠』 新潟市北区 ホームページ
こちらの店舗では、塩ラーメンがベースの『塩麻婆麺』を提供しています。
『麺家 太威』新潟市東区 ホームページ
豚骨ラーメンをベースにした味です。
『和風とんこつ たまる屋』新潟市中央区 食べログ
とんこつベースの麻婆麺に背脂がのったこってりタイプで、しかも汁なしタイプです。麺を食べた後に餡が残るので、白ごはんを入れて食べるのが人気です。
麻婆麺はどのように親しまれるようになったのか
60年ほど前、新潟の中華料理店が、寒い新潟で温かい麺を提供したいとのことで、始まったと考えられています。それから長らく、一部のお店でのみ人気のメニューでした。2014年うま辛麺ブームをきっかけに、新潟で麻婆麺の提供店が一気に増えていき、今では定番メニューとなっています。
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