本場で食べたらスゴかった 北海道とうもろこし編
北海道では『とうきび』と呼ばれているとうもろこしは、作付け面積、出荷量共にが49年連続日本一の生産地です。
全国的に北海道のとうもろこしは流通していて、日本中どこでも美味しく食べることができますが、北海道民は「地元で食べるとうきびとは別物」と感じるそうです。それほど北海道で食べる本場のとうもろこしは、甘みが強く美味しいそうです!
道民は朝採りを食べるのが定番
道東にある芽室町ではとうもろこしの生産量がとても多い地域です。地元の道の駅やスーパーでは一本百円程度の安価で販売されています。鮮度が下がらないよう、皮がついたまま売られています。
北海道民が食べるとうもろこしは『朝採り』のものが定番です。朝採りとうもろこしの糖度は約19度でメロン並みの甘さ、翌日には14度程度まで下がってしまうそうです。
道民はとうもろこしを選別する時は、毛が多いもの(実が詰まっている)、毛が茶色に変わっているもの(熟している)ものを選び、美味しそうなものを見分けて買うそうです。
とうもろこしの品種は約50種類ほどあり、甘みが強く、メジャーなゴールデンコーン、実が白く生で食べられるホワイトショコラ、白と黄色が混ざったまるかじりなどがあります。
家庭での美味しい食べ方
家庭で茹でて食べる時は、旨味を逃がさないよう、皮が1~2枚残ったまま軽く塩を入れたお湯で茹でます。皮のまま緩やかに茹でるとデンプンが糖へ変わり甘味がアップするとのこと。6分ほど茹でたら氷水にさっとくぐらせると実が引き締まり、時間が経ってもプチプチ食感が続くそうです。
とうきびごはんを作る時は、芯と実を一緒に炊き込み、炊きあがりにバターを混ぜて食べます。
とうもろこしの人気商品
『JAびえい 美瑛選果』新千歳空港ホームページ
新千歳空港内のこちらの店舗の『びえいのコーンパン』は小麦粉の2倍の量のとうもろこしを使い、パンの中にコーンがたっぷりと入っています。
番組で紹介されたものとは違いますが、本場北海道のコーンのたっぷり入ったパンはこちらから購入できます。
また、大通り公園の『とうきびワゴン』の屋台は北海道民の夏の風物詩です。
朝採りの茹でた恵味ゴールドをこんがりと焼き、札幌の福山醸造の醤油で味付けしています。糖度は何と22度!
焼とうきび 300円
日本のとうもろこしの歴史
国内でとうもろこし栽培が本格化したのは明治初期頃。北海道の酪農の発展とともにとうもろこし栽培も盛んになり、全国一の生産量に発展しました。
数年前の北海道旅行の最終日に、レンタカーで新千歳空港に行く直前、朝採れの白いとうもろこしを道の駅で購入しました。同じものが空港では3倍以上の価格で販売されていました!生で食べられる品種だったので、翌日に食べましたが、フルーツのようにとっても甘くておいしかった記憶があります。
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