青森ケンミンのお宝ハンティング
青森ケンミンは、長い冬を越えて春の大地に現れる『根曲がり竹』を熱愛しています。根曲がり竹は、東北・信越など積雪地域に自生する小さいタケノコで、一般的なタケノコよりもずいぶん小さいサイズです。
シーズン中は、夜が明けない暗い早朝から根曲がり竹を採りに行きます。相当な山奥まで行かなければ採れないので、熊よけ鈴を身に付けたり、遭難防止のためにサイレンを鳴らしながら行動します。そのようなリスクを負って採りに行くので、スーパーでは1本あたり100円程度と、かなりの高価で販売されています。
根曲がり竹が採れるのはたったの一ヶ月。シーズン中に何度も行けないので一度にできるだけ大量に採るそうです。シーズン中はスーパーや道の駅、産直市場などで販売されています。
根曲がり竹を使った料理
根曲がり竹は面倒なあく抜きが不要で調理しやすく、シャキシャキと歯ごたえがあり、自然の甘味があります。ヤングコーンやアスパラガスのような味わいだそうです。
味噌汁
焼き根曲がり竹
他には炊き込みご飯、天ぷら、油炒めなども人気です。
また、保存用に瓶詰めにしたりするそうです。
雪国の人が春の訪れを感じる、楽しいくも険しいハンティングでした。根曲がり竹は、青森県以外でも雪国で広く食べられているようです。筆者が住む九州では無縁の食材なので、春に雪国を訪れる際はぜひ味わってみたいグルメです!
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