鹿児島は西日本一のそばの産地
鹿児島県は実はそば屋がとても多い!その中でも『そば茶屋 吹上庵』さんは、鹿児島ケンミンが熱愛するそば屋のチェーン店です。
そばと言うと、長野県『戸隠そば』新潟県『へぎそば』など北国の名物のイメージがあります。また、九州は福岡の『ごぼ天うどん』宮崎の『釜揚げうどん』があり、うどんがメジャーな印象があります。そんなイメージを覆す隠れそば王国の実態が紹介されました。鹿児島県は火山の噴火によるシラス土壌がそばの栽培に適していて、収穫量は西日本で一位とのこと。
『そば茶屋 吹上庵』はどんなお店?
鹿児島県に15店舗展開しているローカルチェーン店。多い時は店の外にも中にも行列ができるほどの人気店です。鹿児島県では通称『そば茶屋』と呼ばれて親しまれています。
鹿児島市の本店は席数が158もある大型店。メニューは102品、そばだけでも37種類あります。
麺は甘い味付けで、鹿児島では他のそば屋でも甘い味付けだそうです。カツオだしに醤油、みりん、ザラメで味付けされています。
麺は風味が強い地元吹上産のそば粉が使われています。石臼で丁寧にひき、チェーン店ながら手間暇かけた8割そばを提供されています。ゆであがったそばを冷水で引き締めたあと、黒酒と出汁に麺をくぐらせてから提供するこだわりようです。
そばメニューの紹介
人気メニュー天ぷら板そば(1000円)は、天ぷらが別皿ではなく、そばの上に直接おいてあり、味付けのりが扇状に3枚盛られています。つゆには山芋のとろろが最初から入っているので、麺とつゆを絡めて食べるそうです。(トップ画像参照)
黒豚そば 750円
かけそばは、全国的には具材が何もないのが定番ですが、鹿児島では天かす、ネギ、とろろ昆布、さつま揚げがのっていてなんと350円だそうです。
割子七段そば 1200円
天ぷら、油揚げ、錦糸卵ととろろ、椎茸の煮物、納豆、たまご焼き、刻みのりの豪華七段のセットです。
また、名古屋の人もびっくりのみそ煮込みそば 840円もあるそうです。
そば茶屋吹上庵の歴史
1970年代、鹿児島県では生産したそばのほとんど県外に出荷していて、そばを食べる習慣があまりなかったそうです。「地元で収穫されたそばを地元の人に食べてもらいたい」「鹿児島をそば処にしたい」という思いから、1977年に『そば茶屋吹上庵』が創業されました。鹿児島県民は甘い醤油に慣れているので、つゆを甘くしたところ、多くの人に受け入れられ、鹿児島県最大のそばチェーン店へと成長していったそうです。
吹上庵さんのおそばは個性的ですね。インスタグラムには美味しそうで美しい写真が並んでいて素敵なので、ぜひそちらもご覧ください!
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