大分ケンミン熱愛の『鳴門うどん』
香川県の『はなまるうどん』、埼玉県の『山田うどん食堂』、福岡県の『資さんうどん』など、有名なローカルうどんチェーン店がいくつかありますが、大分県だけで営業されている『鳴門うどん』が紹介されました。
大分県内だけで12店舗展開している鳴門うどんには、ごぼう天うどん(福岡名物?)、ぶっかけうどん(香川名物?)などのメジャーなうどんだけでなく、とり天ぶっかけうどんなどの大分名物を使ったメニューや、海老天ごぼううどん、チーズカレーうどん、肉ぶっかけうどんなど、全21種類のラインナップがあります。
ふわモチ食感の麺の秘密
鳴門うどんの麺は、外側がやわらかめ、だけど内側にはしっかりコシがある独特の食感です。独自に配合した小麦粉で麺を作りコシを出します。また茹で上がった後、水でしめてぬめりをとらずに、そのまま丼に移します。そうすることで、外側のでんぷんをあえて残し、でやわらかい食感を出し、やわらかさとコシ両方を味わえます。
香りの良いつゆの賞味期限はたったの3時間
うどんつゆは、鰹のかおりが強いがあっさり味です。麺つゆはいりこ、鰹、昆布などの出汁に九州の甘い醤油で味付けていますが、香りが飛んでしまうため、3時間でうどん出汁を作り変えるそうです。非効率ではあるものの、チェーン店であるにもかかわらず、手間をかけて香りの良い美味しい出汁にこだわっています。
人気のトリプルうどん
うどん麺の量はシングル(1玉)、ダブル(2玉)、トリプル(3玉)と選ぶことが出来て、なんと3玉まで同じ値段で提供されます。そのためトリプルで注文するのが人気で、鳴門うどんのキャラクターもトリプルくんという名前です。
うどんセットはステーキ丼が人気
うどんとセットで食べる丼と言えば、親子丼やカツ丼が定番に思えますが、鳴門うどんでは『ステーキ丼』が一番の人気です。このメニューは照り焼き風に醤油で味付けした牛サガリのステーキで、濃い味付けのステーキが、あっさりしたうどんとの相性が抜群です。
鳴門うどんの歴史と名前の由来
鳴門うどんは昭和61年創業です。大分県のうどん店なのに、なぜ徳島県の地名がついているのかと言うと、創業者がうどん店を始める前に四国にうどんを食べに行った際、鳴門の渦潮を見て「人を巻き込むような商売をしたい」という思い込めて名付けたそうです。
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