高知県の秘密のおつまみ
高知県にはカツオのたたきだけでなく、『なすのたたき』という料理があり、酒豪県高知のお酒がすすむおつまみとして、ケンミンが熱愛しています。
素揚げしたナスを玉ねぎスライスの上にのせ、大葉、生姜、ミョウガ、ニンニクなど、たっぷりの薬味と一緒に食べます。タレはポン酢か、もしくはポン酢と麺つゆを混ぜたものです。
高知名物の皿鉢(さわち)料理やカツオのたたきなどと一緒に食べられます。高知県民にとっては「食べるための料理」ではなく「お酒を飲むための料理」という認識のようです。
高知県はナスの生産量が日本一
高知県はナスの生産量が日本一で、そのうちの約9割が県東部の安芸地区で生産されています。安芸地区ではナスのたたきの上にほぐした焼きアジの身をかけて食べます。アジの代わりにツナ缶や鯖缶でも代用できるそうです。
ナスのたたきの誕生の経緯
いつ頃から食べられていたかははっきりとはわからないが、4〜50年頃前からあったと思われます。
高知県は海の幸が豊富と思われがちですが、実は県の面積に占める森林率が84%で日本一です。海から離れた地域は新鮮な魚介類が手に入らないことから、カツオのたたきをナスに置き換えた料理ができたのだと考えられます。
ナスだけでなく、薬味として使うミョウガと生姜も高知県は生産量が日本一。ポン酢に使う柚子も高知県が生産量日本一なのです。
『シイタケのたたき』や『カボチャのたたき』などのアレンジメニューもあるそうです。
実際に作ってみた!
身近に手に入る材料で作ることができます!
私は玉ねぎスライスに素揚げして冷やしたナスをのせ、薬味のネギと大葉をたっぷりとかけて、中央に生姜を置きました。
タレは麺つゆとポン酢を混ぜ、すりおろしニンニク(チューブ式)をつけながら頂きました!
さっぱりとしているけれど、ニンニクをつけるとコクもでるし、野菜をたっぷりと食べられて大満足です。ツナ缶と一緒に食べてもとっても合いそうです。ほんとにアッと言う間に食べてしまいそうな、もりもり食べられるおつまみです。もちろん、お酒もすすみますよ〜。
ちなみにポン酢は大阪府民熱愛のこちらを使いました!
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