北海道の秘密のおつまみ
北海道民はビールの年間支出額、その他の酒類の年間支出金額ともに都道府県別で全国一位です。(総務省統計局家計調査2020〜2022年)アルコールをよく飲む北海道民がおつまみとして熱愛しているのが『ラーサラ』(ラーメンサラダ)です。
冷やした中華縮れ麺に、レタス、キュウリ、トマト、ゆで卵、コーン、ハムなどのサラダの具材がのっている居酒屋の定番メニューです。飲み始めに注文することが多く、味噌ダレか胡麻ダレをかけて食べます。
冷やし中華に似ていますが、冷やし中華は夏限定なのに対してラーメンサラダは一年中食べるのだそうです。そしてラーサラはあくまでもお酒のつまみという認識です。
紹介店情報
『晩酌処かんろ』札幌市中央区 ホームページ
ラーメンサラダ 704円
ラーサラの味噌ダレの美味しさの決め手は北海道産の米味噌です。米味噌に醤油、砂糖、塩とたっぷりのマヨネーズを入れ、濃厚な味噌マヨネーズダレを作ります。
『炭火居酒屋 炎』札幌市中央区 ホームページ
こちらの居酒屋では胡麻ダレで提供されます。
ラーサラ誕生の経緯
昭和9年に開業した道内初の洋式ホテル『札幌グランドホテル』が発祥と言われています。
昭和60年にビアホールをオープンする際、初代調理長が女性も好む新たなビールのおつまみとして『ラーメンサラダ』を考案しました。以降、ビール好きの道民に徐々に浸透していき、今では札幌市内の500店舗以上で提供されるほどの道民熱愛のおつまみメニューになりました。
私は2005年頃、北海道出身の知人のブログで『ラーメンサラダ』を初めて知りました。
当時、秘密のケンミンSHOWホームページに「都道府県のローカル情報を募集中!」という項目があり、「北海道のラーメンサラダを特集してほしい」とメールで送った記憶があります。
約18年の時を経て、念願が叶った気持ちです!
米味噌とマヨネーズのタレが独特なので味わってみたいです!
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