日本一の馬肉王国熊本県
最近は都内でも馬肉のお店が急増しているそうですが、熊本県は昔ながらの馬肉王国で、馬肉の生産量は国内ではぶっちぎりの1位、馬肉への支出金額も国内トップです。
熊本では馬刺しをお祝いの席など、特別な時に食べます。
タテガミ(首の下の皮下脂肪)、フタエゴ(あばら近くの赤身と脂身が三層になった部位)など馬特有の部位があり、馬刺し醤油は複数のメーカーから販売され、九州の甘い醤油にさらにお出汁を追加したものです。
紹介店情報
『馬刺・馬焼肉 らむ』熊本市中央区 食べログ
ジンギスカン鍋で馬肉を焼いて焼肉のように食べます。馬肉は甘くてさっぱりした味わいだそうです。
くらした(ロース) 馬に乗る時に鞍を乗せるところの下、ヒレ、心臓の根(血管)、ミノなどの部位が紹介されました。
馬肉のユッケと卵黄、納豆を混ぜ合わせたものは、『桜なっとう』と呼ばれ、ラムさんが考案したメニューです。
馬刺しを扱う精肉店が県内に50店舗以上あります。
『馬刺専門店(株)にくの十八屋』熊本市中央区
『肉の宮川』熊本市西区
『村山精肉』熊本市中央区 ホームページ
『宮本精肉店』 熊本市中央区 ホームページ
大正8年創業で、馬刺しだけでも11種類の品揃えがあります。
最高級の霜降りは100g3500円程度。一番売れる時期は、年末に正月用のものが売れるそうで、一日に一頭分(400キロ)ほど売れます。
馬ひも(あばらの間の肉)という部位は、家庭で炒め物にして食べます。
『熊本郷土料理 青柳』熊本市中央区 ホームページ
馬肉料理の高級店。馬ステーキ、馬しゃぶしゃぶ、馬握りなどのメニューがあります。
なぜ熊本県民は馬肉を熱愛するようになたのか
安土桃山時代の肥後熊本初代藩主、加藤清正公が朝鮮出兵の際、現地で食料難になった際に馬肉を食し、その美味しさに感激しました。帰国後、熊本に馬肉文化を広めたと言われています。
『馬牛ん』(ばぎゅ~ん)熊本市北区 食べログ
馬肉のハンバーグは馬95%、豚肉5%を使用したメニューです。
同じ九州なので、熊本の馬刺しは何度も食べたことがあります。甘いタレが美味しくて大好きな食べ物です!本場で味わいたい料理です。
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