再放送された回をまとめました。
県民熱愛グルメ ひるぜん焼きそば
岡山県の最北部の蒜山高原(ひるぜんこうげん)地区は、人口約5000人、標高500mのところにある避暑地です。ここが発祥の「ひるぜん焼きそば」が岡山県で大人気です。蒜山高原地区には、コンビニが2軒あるのに対して、ひるぜん焼きそば提供店は8軒あるそうです。
【紹介店】
『やまな食堂』真庭市 ホームページ
創業40年の地元の食堂 ひるぜん焼きそば 630円
*肉は豚肉でなく、鶏肉。しかもやわらかい若鶏でなく、コリコリと噛み応えのある親鳥の肉を使用。
*ソース味でなく、みそ味の焼きそば。みそタレには、出汁、醤油、リンゴ、ニンニク、生姜、胡麻、醤油、酒、みりん、水あめ、などが入ったスタミナ系の味。
*麺は中太麺を使い、中まで味が染みこみすぎず、もっちりとした食感が特徴。
*具には、甘味の強い蒜山高原産のキャベツを使うのが定番。
地元のスーパーには、お店と同じ麺とみそダレが販売されているので、蒜山地区の家庭でもよく食べられているそうです。
ひるぜん焼きそばの誕生の経緯とB1グランプリ
蒜山高原地区は冬にたくさん雪が降る地域で、冬の保存食としてみそダレを各家庭で作って、焼きそばやジンギスカンを食べていたそう。
昭和30年代ころ、蒜山の『ますや食堂』(現在は閉店)の女将さんが調合した味噌ベースのタレと、鶏肉で作った焼きそばが評判となり、「蒜山の焼きそば」として地元の人に愛されるようになりました。
2011年、第6回 B-1グランプリでゴールドグランプリを受賞したことで、岡山県内に広まりました。
『悠々』真庭市 ホームページ
『道の駅 風の家』真庭市 ホームページ
『高原亭』真庭市 ホームページ
「よるぜん焼きそば」850円が提供されている。
具材にニラ、鳥の心臓、軟骨が入っていて、唐辛子が盛られている。ビールのつまみとして合いそうな、午後5時以降のみ販売。
「あさぜん焼きそば」650円は、オープンから11時半までの限定メニューで、目玉焼きがトッピングされている。
岡山県民スター 次長課長・河本準一さんの話では、「弾力があって噛めば噛むほど味が出る」ことを岡山弁で「しわい」と言うそう。「ひるぜん焼きそば」は親鳥の「しわい感じ」を味わえるメニューだそうです。
富山県民スター NGT48・中井りかさんの話では、富山には醤油味、メンマ入り、太麺の「ブラック焼きそば」があるそうです。
番組で以前紹介した岡山県のグルメとして、
『カキオコ』お好み焼きに牡蠣を入れたもの
『デミカツ丼』丼に入れた白米の上にトンカツをのせデミグラスソースをかけて食べるもの
『えびめし』ソース味で仕上げた海老入りのチャーハン
が挙げられました。
B-1グランプリでゴールドグランプリを受賞したメニューとのことで、美味しさはお墨付きのようですね。普段食べているソース焼きそばとはだいぶ違うようで、興味深いです!
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