京都府宮津市で熱愛されているカレー焼きそば
宮津市は、京都府の日本海側にあり天橋立が有名です。
ここで熱愛されているのは、『カレー焼きそば』で、人口16000人の宮津市内16店舗で提供されています。(番組調べ)
具材は焼きそばの定番、キャベツや豚肉に加えて、カレーの定番の玉ねぎも入っています。麺にスープカレーのようなサラサラとしたつゆがかかっています。
このカレーのつゆがたっぷり入ったものはウエット、汁気がないものはドライと呼ばれ、お店により異なります。また、ややつゆがかかった微ウエットや、完全ドライではない微ドライもあります。
カレー焼きそば(つゆだく)950円というメニューもあります。
紹介店情報
『豚珍館』 京都府宮津市 食べログ
行列ができる中華料理店で、つゆだくウェットタイプの『スパイシーカレー焼きそば』(950円)が大人気です。中華鍋で具材を炒め、鶏ガラスープとカレー粉を入れて餡をつくります。
一般的に焼きそば麺は蒸し麺に油がコーティングされたものを使いますが、豚珍館さんでは、生麺を使います。生麺は茹でると表面にとろみが出て、カレーがよく絡むのだそうです。
ウェットタイプは麺を食べた後、残った汁に白ごはん入れて食べるのが定番です。
『絵梨奈』 京都府宮津市 食べログ
こちらの店舗では、ウェットかドライを選ぶことができます。
『酒房たむら』 京都市宮津市 食べログ
しっかりと強火で炒めた汁気のないドライタイプ。
『糸仲』京都府宮津市 食べログ
微ウェットタイプ
『HAMAKAZE Cafe』京都府宮津市 ホームページ
シーフードカレーや焼きそば(1280円) 具材に海の幸が入ったものがあります。
カレー焼きそばの発祥の経緯
カレー焼きそば提供店で最も歴史のある絵梨奈さんの店主によると、昭和30年から平成初期にかけて宮津京街道にあった平和軒さんというお店が、つゆだくの『咖喱そば』というメニューを出していたの源流となっているとのことです。
平和軒さんの人気メニューの中華そばに、たっぷりの鶏ガラスープと中華麺を使って考案されたメニューだったそうです。
他にもご当地焼きそばとして、石巻焼きそば(宮城県)、ひるぜん焼きそば(岡山県)、日田焼きそば(大分県)、太田焼きそば(群馬県)が紹介されました。
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