新企画!働き者の現場の隠れた名店を紹介するコーナーが始まりました。
第一回目は鹿児島の働きケンミンを支える名物食堂『ターミナル食堂』の紹介です。
日本の働く人々を支えてきた食事
労働者のための食事は色々な食文化を作ってきました。
例えば…
牛丼の吉野家は、明治32(1899)年に東京日本橋の魚河岸で労働者相手に創業。
大阪新世界の労働者のための串かつ
魚市場の労働者のための福岡の長浜ラーメン
製鉄所などの労働者のための北海道室蘭やきとり
戦後復興の労働者のための富山ブラックラーメン など
働け!ケンミン食堂とは、GDP世界3位の日本の働く人々、「働きケンミン」を支えている食事にスポットを当てます。
鹿児島市の港近くにある名物食堂
鹿児島市の中心部から南へ車で約20分の沿岸部にある南栄・谷山港エリアは、沖縄や南西諸島を結ぶ物流拠点となっています。同エリアの事業所数は900ほど、18000人以上が働いています。
さつま揚げの製造・販売社の『月揚庵』、JAかごしま茶業、鹿児島荷役海陸運輸など鹿児島の産業を担う企業もあります。
そんなエリアの働きケンミンが昼食に利用しているのが『ターミナル食堂』ほぼ一択と言う。看板がないビルの2階にある大きな食堂です。
メニューの膨大さ(約50種類)
全てのテーブルにマヨネーズを完備
看板娘のスマイル
が愛されポイントです。
超ボリュームあるメニューの数々
昭和52年、このエリアに食堂が少なかったことからこの食堂が誕生、40年以上この地で営業されています。
四代目の店主さんによると、毎日来られるお客様が多いので、飽きないようにたくさんのメニューを用意しているとのこと。 安い、早い、うまい、ボリュームは外せない条件だそうです。
一日に使うキャベツの量はなんと約80玉、白米は一日27升を使い、来店者は一日約400人です。
一番の人気メニューはちゃんぽんだそうです。
インスタグラムで美味しそうな定食がたくさん並んでいます。
番組内でも紹介されたから揚げ定食。から揚げ一個はこぶしほどの大きさ。
こちらも番組内でも紹介された『桜島ちゃんぽん』950円は、麺2玉、具材1.5倍の量で、普通の『ちゃんぽん』750円との差額はたったの200円。
2021年 斬新なちゃんぽんが登場
2021年に斬新なちゃんぽんが登場しました。
エビフライとタルタルソースがのった『ミラクル海老タルちゃんぽん』950円です。
ちゃんぽんはあっさりスープですが、タルタルをまぜると豚骨のようなこってりスープになるんだとか。自家製タルタルソースは、小葱を使い和風味と合うように作られています。定食メニューの玉ねぎやピクルスが入ったタルタルソースとは違うものを作っているというこだわりようです。
スタジオでもケンミンスターの皆さんが味を絶賛されていました。
『ミラクル海老タルちゃんぽん』はのぼりを立てるほどの激推しメニューなのですね!
超ボリューミーで美味しそうなメニューがずらりとそろった食堂ですね。ターミナル食堂さんは近くで働いている人だけでなく、誰でも利用できるそうです。番組で紹介されたことで県外からの訪問者もとっても増えそうですね。鹿児島の新グルメスポットになるかもしれません!
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