「カツ」と言えば、神戸の『ビフカツ』、名古屋の『味噌かつ』、福井の『ソースカツ丼』、岡山の『デミカツ』、福島の『ソースカツ丼』などが番組で紹介されてきました。今回は兵庫県加古川市のソウルフード『かつめし』が紹介されました。
加古川のかつめしとは
加古川かつめしは、加古川市内の100店舗以上の喫茶店、和食店、うどん店など様々なジャンルのお店で提供されています。加古川市以外にも兵庫県内の250店舗以上で提供されている、地元の人気メニューです。
牛肉のカツ+デミグラスソース+茹でキャベツをワンプレートに盛って、スプーンではなくお箸で食べるのが定番です。デミグラスソースは甘味があり、全体的にあっさりと食べられるのだそうです。
番組で紹介された店
『本家かつめし亭』加古川市 ホームページ
並かつめし 880円
牛肉は赤身中心の牛モモ肉を叩いて筋を切り、やわらかく下処理をします。揚げ時間は約30秒で火が通り過ぎないようにするのが特徴です。
デミグラスソースは通常牛骨スープを使いますが、かつめし亭さんでは豚骨、鶏ガラと野菜スープをベースにしています。
デミグラスソースを1.5倍にする「つゆだく」ならぬ「デミだく」ができるそうで、さらにデミグラスソースと茹でキャベツの両方を増やせる「デミキャベ」があり、どちらも無料で増量できるそうです。
『一平』高砂市 食べログ
こちらは本業は寿司店ですが、かつめしが大人気で、多い時は一日に500食くらい売れるそうです。お客さんの8
割がかつめしを注文するとのこと。食べログの口コミ写真にもかつめしがたくさん載ってました。
『いろは食堂』加古川市 食べログ
牛かつめし 1650円
備前黒牛ランプかつめし 3100円
かつめし発祥の洋食店。昭和22年にいろは食堂の創業者が、加古川が牛肉の産地だったことから、牛肉メニューを手軽にワンプレートで食べられるよう考案しました。その後加古川市内に広まり、地元のソウルフードと言われるほどの人気メニューになりました。
『かつめしいろはーず』加古川市 ホームページ
ビーフかつめし 1480円
かつめしにデミグラス、ホワイトソース、バジルソースの3種類のソースがかかった進化系かつめしがあります。
『焼肉 彦』加古川市 ホームページ
牛カツメシ 980円
焼肉をたっぷりと食べた後の〆としてかつめしを食べるそうで、〆の定番の冷麺はメニューにないそうです。
また、加古川市内のスーパーにはかつめしのタレが販売されているため、家庭でもよく食べられるそうです。
神戸のビフカツほどゴージャスではないですが、手軽に食べられる牛肉メニュー。肉だけだと飽きがきそうだけど、茹でキャベツが一緒だと尚一層ペロッと食べられそうです!
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