お弁当チェーン『天神屋』は地元での知名度は抜群!
静岡のローカルチェーン店『天神屋』は弁当屋のチェーン店です。静岡市を中心に30店舗展開されています。清水エスパルスのホームIAIスタジアム日本平や、静岡県庁の中にも店舗があります。
曲金店は弁当屋なのにファミレスかと思うほどの大きな建物で、40台以上もの車が停められる広い駐車場があります。
そんな静岡ケンミンの食生活には欠かせない天神屋さんの紹介です。 天神屋ホームページ
弁当屋だけど静岡おでんが一番の売れ筋
『静岡おでん』と言えば、黒い出汁に串付きの具が有名です。天神屋さんの主力商品はおでんで、どの店舗も店内に大きなおでん鍋があります。20本以上購入すると、専用のタッパーがもらえるサービスがあり、出汁粉や味噌ダレも持ち帰り放題です。店舗によっては売上の7割をおでんが占めるところもあるそうです。店内には自宅から鍋を持ってきて購入する人もいます。静岡ケンミンは、天神屋さんのテイクアウトで、静岡おでんを気軽に家庭の食事として一年中楽しんでいます。天神屋は静岡おでんの販売数が日本一なのだそうです。
主な具材は、黒はんぺん(静岡おでんの代表格)140円、モツ串(豚の小腸)140円、フワ串(牛の肺)180円、なると 140円、大根 140円などがあります。『富士の白雪』は外皮はモチモチのおもち風、中には肉団子が入っている変わりダネです。
おむすびシリーズが大人気
天神屋さんで、おでんに並んで大人気なのが『おむすび』です。静岡名産のしらすのおむすび 150円、焼津港水揚げのカツオを使ったかつおマヨ 150円、おでんに合うだしむすび 150円、鳥飯 150円など15種類あります。中でも人気なのは天かすとネギが入った『元祖たぬきむすび』150円で、最近コンビニでも見かけますが天神屋が発祥とのこと。
おむすびは、毎日深夜2時から工場で作り始めます。従業員の通称『細ちゃん』が全30店舗分の1万個のおむすびを何と毎日一人で調理しているのだそうです。
人気のたぬきむすびの天かすとネギと醤油を混ぜる作業は、おむすびをふんわりと仕上げるために手作業で行っているそうです。
天神屋の誕生の経緯
天神屋さんは、江戸時代に雛人形のお店としてスタートしました。まかないの鳥むすびと静岡おでんが美味しいと評判だったことから、1954年におむすびとお惣菜のお店として創業しました。
静岡県はモノづくりの街として栄えたため、共働きの家庭が多いため、お弁当のやお惣菜を利用する機会も多く、天神屋が日常の食事に浸透していったと思われます。
また、静岡県内の新東名高速道路の全てのサービスエリア、パーキングエリアの上下線に店舗を出店しています。しかも静岡サービスエリアでは、天神屋の店内に24時間営業のコインランドリーとシャワー室を完備していて、静岡県民には必要不可欠な存在となっているようです。
静岡の人はおでんに『出汁粉(だしこ)』をかけて食べるのですね。イワシの煮干しを削って粉にしたもので、青のりや鯖節、鯵節がまぜてある場合もあるそうです。富士宮焼きそばにもかけて食べるそうです。↓
本文の中にもいくつかリンクを貼っていますが、天神屋さんの商品は楽天市場からも購入できます!↓
熊本県での『お弁当のヒライ』のような存在で、地元の食生活に欠かせないお店なんですね。静岡おでんや様々なおむすびなど、魅力たっぷりのお店でした!
「静岡に旅行に行っても、わざわざお弁当屋に行くのはないだろう…」と思っていましたが、これはとっても気になる、ぜひ行ってみたくなるお店です。
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