北海道『ちくわパン』
青春を思い出す、胸が熱くなる思い出のパンとして、北海道のちくわパンが紹介されました。パンの中にちくわ、そのちくわの中にはツナが詰められた北海道で大人気のパンです。札幌市内のパン屋やスーパーなどで販売されています。
ちくわパン発祥は大人気ベーカリー『DONGURI』
『DONGURI』(どんぐり)さんは、札幌市を中心に10店舗展開する大人気のパン屋さんです。
北海道産とうもろこしのマヨコーンパン、串ザンギなど100種類以上の商品が販売されている中、なんとちくわパンは、山鼻店で1日300個売れる人気ナンバーワンのパンなのです。1個180円とお値頃価格です。
ちくわパンの誕生の経緯
今から35年くらい前に、「お客様からおかずになるようなパンがほしい」と言われ、お弁当を見てちくわをパンに入れることを思いついたそうです。ちくわの中にキュウリを入れてみたり、チーズを入れてみたりしたけれど、ツナが一番相性がよかったとのことです。
どんぐりさんのちくわパンは特注のちくわで、パンとの相性が良く、一般のちくわよりやわらかいものです。中に入れるツナには玉ねぎ、マヨネーズ、胡椒が入っています。
福岡在住の私の近所のパン屋にも『北海道名物』と謳ったちくわパンが販売されていて、ほぼ全国区になっているのでは?と感じます。惣菜パンのようでもあり、サンドイッチのようでもある美味しいパンでした。
大分県『三角チーズパン』
大分県内の高校の購買で、圧倒的な人気を誇る『三角チーズパン』が紹介されました。パン生地の間にチーズ味のクリーム、パン生地の外側にはこんがり焼けた羽状のクッキー生地がついています。大分県民は「サンチー」と呼んでいます。
大分の高校では休み時間の始まりのチャイムと同時に走って買いに行かなければ売り切れてしまうほど人気のパンです。残念ながらコロナ禍をきっかけに高校での販売が中止され、現在は市内のスーパーなど12店舗で販売されていて、すぐに売り切れてしまうほどの人気のパンです。
製造しているのは『つるさき食品』
パン生地にサンドしているのは、クリームチーズではなく「チーズクリーム」で、粉乳、チーズ、水飴、塩、砂糖などがブレンドされています。サンチー専用の食パンは甘さが控えめなものを使用しています。チーズクリームを挟んだ後は、きれいな羽ができるようパンのまわりにクッキー生地を塗って焼き上げます。1個230円です。
発祥は大分市のパンメーカー『つるさき食品』さんです。36年前、先代社長が学生の意見を聞きながら栄養価の高いパンとして考案したものです。
つるさき食品さんのホームページによると、全国展開を視野に物産展や百貨店の催事での販売をしているとのことです。隣の県の福岡でもあまり知られていないパンですが、日本中で食べられる日が近いかもしれません!
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