道民に大人気の毛ガニ
カニと言えば、日本海のズワイガニ、北海道のタラバガニの印象が強いですが、北海道民は小ぶりな毛ガニを熱愛しています。身はぷりぷりで甘味があり味わい深く、カニみそが濃厚で美味しいのが特徴です。
札幌場外市場では、毛ガニが大量に売られています。水槽に生きたままの毛ガニが入れられていたり、朝茹での新鮮な毛ガニが、安いものは一杯2000円台で販売されています。東京では冷凍されたものが一杯7000円程度です。
北海道では、漁獲エリアが大きく分けて5つ存在し、それぞれ禁漁期間が被らないため、一年を通して旬の毛ガニが味わえます。
元々北海道ではタラバガニの漁が盛んで、毛ガニは食べられていませんでした。昭和30年、タラバガニの漁獲量が減少したことから、それまで注目されていなかった毛ガニ漁が始まりました。そこから道民が毛ガニの美味しさに気付き、大人気となったそうです。
紹介店情報
『寿司・中華料理 福禄寿』札幌市中央区 食べログ
一般的なカニチャーハンはズワイガニの缶詰を使用するが、こちらのお店ではむきたての毛ガニ、カニみそを使った贅沢なカニ炒飯を味わえます。
毛蟹炒飯 1200円(ランチ)
『せいすスタンド』札幌市中央区 食べログ
毛蟹クリームコロッケ 605円
『郷土料理おが』札幌市中央区 ホームページ
毛がにの甲羅焼 1500円(カニグラタン)
『エノテカドォーロ』札幌店(イタリアン) ホームページ
毛蟹のペペロンチーノ 6000円 (毛蟹一杯分をたっぷりと使ったパスタ)
九州在住の私には、カニの種類による味の違いなんてとてもわからない世界です。道民の舌の肥え方ってすごいんでしょうね。北海道で食べたいグルメがまた一つ増えました!
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