ヨーロッパのグルメサイト、テイストアトラスの中で、世界最高の料理トップ100の第1位に日本のカレーが選ばれたそうです。
ケンミンSHOWでは17年間、熱愛カレー200品以上紹介した中から、厳選した超絶品カレーが紹介されました。
北海道・東北ブロック
福島県会津地方のカレー焼きそばや、青森の味噌カレー牛乳ラーメンなどがある中、北海道の納豆入りスープカレーが紹介されました。
『カレー魂 デストロイヤー』札幌市北区 食べログ
ひきわり納豆と挽肉がたっぷりと入ったスープカレーが人気です。20年ほど前に冗談で作ったところ好評となり、現在は多くのスープカレー店で提供されています。
『SOUP CURRY KING本店』札幌市豊平区 ホームページ
北海道ブロックからは、もう一つ苫小牧のホッキカレーが紹介されました。ホッキ貝の漁獲量が多いことで知られる苫小牧の、食堂やラーメン店などで提供されています。
『マルトマ食堂』北海道苫小牧市 ホームページ
1人前のカレーにホッキ貝がたっぷりと3個分入っています。
『喰い処 弐七』北海道苫小牧市 ホームページ
『ラーメン茶湖』北海道苫小牧市 食べログ
新潟・北陸ブロック
日本一の米処の新潟県で熱愛されているのは、万代シティバスセンターのカレーです。立ち食いそば屋さんが提供しているカレーです。
『名物 万代そば』新潟市 食べログ
豚骨スープがベースとなった黄色味が強いカレーは、地元新潟で超熱愛され、全国的にも有名です。普通盛りの重さは780g超えで、価格もお手頃でコスパ抜群です。鍋を持ち込んでルウだけ買ってテイクアウトも可能で、地元の新潟ケンミンに大人気です。
石川県民が熱愛しているのは金沢カレーで、県内およそ100店舗で提供されています。
『カレーのチャンピオン 野々市本店』石川県野々市市 ホームページ
カレーの上にトンカツと千切キャベツがのっているのが金沢カレーの特徴です。カレールウはコクがあり濃厚です。
関東ブロック
神奈川県の中華街のカレーがイチオシです。横浜中華街の中華料理店約200軒のうち、カレー提供店は20軒あります。(番組調べ)
『保昌』 横浜市中区 食べログ
紹興酒やオイスターソース、八角、上湯スープなど中華料理の素材がたっぷりと入ったカレーです。
横浜中華街『北京飯店』横浜市中区 ホームページ
東海ブロック
愛知県台湾カレー、岐阜県飛騨牛カレー、三重県桑名カレーなどがある中、酒のツマミになる静岡県のもつカレーが紹介されました。串に刺さったモツにカレーのタレがたっぷりとかかっています。
『金の字』本店 静岡市清水区 食べログ
自家製カレールーと鶏ガラスープを合わせたカレールウで、豚モツを5時間かけて煮込みやわらかくします。
もつカレーの誕生は昭和25年。金の字さんの初代が、戦時中にカレーづくりを学び、名古屋の赤味噌のどて煮をヒントに考案しました。現在は、清水区内の居酒屋を中心におよそ20店舗以上で提供されています。
『やきとり 鳥元坊』静岡市清水区 食べログ
『そ乃田』静岡市清水区 食べログ
関西ブロック
蜂カレーは、日本で初めて誕生したカレー粉で、日本初のレトルトカレーのボンカレーは大阪の会社で、何かとカレーに縁のある土地柄です。
スパイスカレーは、約30年前に大阪のバンドマンが作った創作カレー(諸説あり)で、さまざまな副菜がトッピングされているのが特徴です。
『BOTANI:CURRY』大阪市中央区(現在は不定期営業中。阪神梅田本店に常設店あり)
九州ブロック
福岡県北九州市の焼きカレーが人気です。
グラタン皿にごはん、カレー、生卵を盛り、とろけるチーズをのせてオーブンで焼いて食べる料理です。家庭では二日目のカレーを使って焼きカレーを作るそうです。
沖縄県の家庭のカレーには具材にピーマンが入っていることが一般的なことが紹介されました。沖縄が本土復帰した頃、給食のカレーにグリーンピースを入れていたが、グリーンピースを嫌いな子が多く、比較的よく食べられていたピーマンを具材に使ったそうです。それが家庭にも浸透していったと思われます。
カレーは様々な幅広い具材と相性が良いこと、白米がすすむことが魅力ですね。観光旅行先でご当地カレーを食べるのも楽しそうです!
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