愛知県豊橋市のご当地グルメ『豊橋カレーうどん』
豊橋カレーうどんは、カレーうどんの中に白米が入っていて、うどんも白米も両方楽しむことができます。しかも麺とごはんが混ざることもないのです。その秘密は、丼にまずご飯を盛って、その上にとろろをかけ、その上にカレーうどんがのって層になっているからなのです。
豊橋はうずらの卵の名産地でもあり、豊橋カレーうどんに必ず入っていることを含め、5つの条件が必須となっています。
①自家製麺を使用する。
②器の底からご飯・とろろ・うどんの順に入れる。
③豊橋産のうずらを使用する。
④福神漬けや紅生姜などを添える。
⑤愛情をもって作る。
紹介店情報
豊橋市内の39店舗で提供されています。
『東京庵 ときわ支店』愛知県豊橋市 ホームページ
『勢川 本店』愛知県豊橋市 ホームページ
創業大正3年の老舗で行列ができる人気店。豊橋カレーうどん 880円
『玉川うどん 豊橋広小路本店』豊橋市 ホームページ
明治42年創業。豊橋カレーうどんに様々な具材をトッピングできるのが特徴です。
種類は、ロースカツ、チキンカツ、豆ちくわの天ぷら、イカ棒フライ、大エビ天ぷら、エビ天ぷら、エビフライ、大エビフライです。
『湯だまり蕎麦 庵』 愛知県豊橋市 食べログ
焦がしチーズやラー油がのったこちらのお店独特のアレンジがされています。
豊橋カレーうどん 900円
『霧下そば 十勝庵』 豊橋市 食べログ
白い豊橋カレーうどん 1628円
カレーうどんにエスプーマという調理法で泡状にしたチーズソースをカレーうどんの上にたっぷりとトッピングしています。
『信州戸隠そば そば源』 愛知県豊橋市 ホームページ
白ご飯ではなく、炒飯が入っています。豊橋カレーうどん 1280円
豊橋カレーうどん誕生の経緯
玉川うどんの店主さんによると、2008年に豊橋観光コンベンション協会からうどんで町おこしグルメを作りたいと依頼を受けたそうです。
カレーうどんで勝負をしようと、残りがちなカレールウとごはんが食べられるよう、カレーうどんとごはんのセットを考案しましたが、何の面白味もないメニューに仕上がりました。
そこで、豊橋の一般市民から意見を募り、残ったルウの中にごはんを入れて食べるのは抵抗があるとの意見があり、1つの丼に入れるアイデアが出てきたそうです。
ごはんとうどんを一緒に丼に入れると、中でぐちゃぐちゃに混ざってしまうので、チーズや生卵でごはんとうどんを仕切ってみたがうまくいきませんでした。
とろろをのせると大成功し、一つの丼でごはんとうどんを両方楽しめ、豊橋の人に支持され大人気メニューとして名物になりました。
カレーうどんを食べた後にごはんが現れるなんとも楽しいメニューが、地元の人に大ウケしたようです。味の想像はできますが、何とも食を楽しめるメニューですね!
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