8月8日のタコの日にちなんでタコの特集……ではなく、タコVSイカの対決形式で、それぞれのご当地メニューがたっぷりと紹介されました。
たこ天(広島県三原市)
三原市はタコの名産地で、タコのまちとしてPRしています。タコの足を長いまま丸ごと衣をつけて揚げた、タコ天が大人気です。長いまま揚げたタコの足を一口大にぶつ切りにして食べます。衣に味がついているので、何もつけないでそのまま食べます。
こちらの記事で詳しくまとめています。
ゲソ天(山形県)
山形県のそば屋では、もりそばと言えばゲソ天がついてくるのが通常です。ゲソ天を蕎麦つゆに浸して食べると、天ぷらの油が染みてつゆがよりおいしくなるのだそうです。
『丸五そば屋山大前』山形県山形市 食べログ
また、山形ではラーメンにゲソ天をトッピングした『ゲソ天ラーメン』も人気です。山形市内のラーメン店30店舗以上で、ラーメンにゲソ天をトッピングできます。
『有頂天EVOLUTION 山形本店』山形県山形市 ホームページ
『金長本店』山形県山形市 食べログ
『さわばた』山形県山形市 食べログ
明石焼き(兵庫県)
地元では玉子焼きとも呼ばれています。兵庫県以外では、❛たこ焼きを出汁につけて食べるもの❜と思われがちですが、明石市の人はたこ焼きと明石焼きは全くの別物と言います。
『松竹』兵庫県明石市 食べログ
出汁に三つ葉をたっぷりと入れて明石焼きを浸して食べます。たこ焼きと違う点は、天かすや生姜などの具材が入ってなくて、生地にタコだけが入っていること、生地に使うタマゴの量がたこ焼きの二倍の量があること、銅板で焼くことだそうです。
『きむらや』兵庫県明石市 ホームページ
こちらのお店では、明石焼きにソースをぬり、さらにだしに浸して食べます。
イカメンチ(青森県)
『惣菜わしお』青森県弘前市
青森産スルメイカのゲソの部分、玉ねぎ、彩り用に人参をみじん切りにし、卵、砂糖、塩、胡椒を加えてタネが完成します。衣をつけずに丸めて油で揚げるとイカメンチの完成です。
『津軽衆』青森県弘前市 ホームページ
イカスミ汁(沖縄県)
『魚屋直営食堂 魚まる』 沖縄県那覇市 食べログ
かなり真っ黒の汁の中に、イカの身や豚の三枚肉、沖縄野菜の苦菜などが具材として入っています。スープの味はかつお出汁、とんこつスープ、白味噌などで味付けていて、見た目よりも優しい味だそうです。MC久本さんも、マイルドで出汁が美味しく大好きなメニューだと絶賛されていました。
イカスミ汁定食(イメージ)
タコの道具(青森県)
青森県では、タコの内臓のことを『タコの道具』と呼んでいて、腸、白子、卵巣、精きょう、胃、肺、心臓など見た目はグロテスクです。
下北地方の家庭では、味噌味の鍋に野菜と一緒にタコの道具を入れて、『タコの道具鍋』を作るのが冬の定番なのだそうです。
また、わさび醤油でタコの道具を刺身のように食べたりもします。
タコ入りカレー(北海道)
稚内周辺の道北地方の家庭では、カレーの具にタコのぶつ切りを入れて食べるのが定番です。
イカ丼(福井県)
『ドライブインよしだ』福井県若狭町
福井県若桜町 ドライブインよしださんでは、イカ丼が名物で大人気です。御飯の上にイカの刺身のぶつ切り、とろろ、うずらの卵、大葉、海苔がのっています。
大人気シーフード対決!日本列島北から南まで、日本人はタコとイカが大好きですね!
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