三重県四日市市で熱愛のとんてき
三重県は松阪牛が有名ですが、豚肉料理も地元で熱愛されている大人気のソウルフードがあります。名前の通り、とんてきとは豚肉のステーキなので分厚い一枚肉ですが、切れ目が入っていてまるでグローブのような見た目です。濃いタレと、ニンニクが数粒のっているのが特徴です。
四日市市はコンビニが147軒あるのに対し、とんてきは定食屋、居酒屋、カフェなど124軒もの店で提供されている四日市の市民の食生活に欠かせないメニューです。
紹介店情報
『まつもとの来来憲』三重県四日市市 ホームページ
大とんてき定食(1900円)
一人前250gあり、大きな一枚肉を箸でかぶりついて食べます。ソースはウスターソースがベースなので、コクと酸味があり、濃い見た目に反してさっぱりとした味わいです。
まつもとの来来憲さんでは、2種類のウスターソースを使用して自家製のタレを手づくりしています。豚肉にもこだわり、肩ロースの中でもやわらかい希少部位を使っています。
『ラーメンちゃん 朝日本店』三重県四日市市 ホームページ
こちらのラーメン店では、トンテキも提供しています。セットメニューにはなんと、とんてきとごはん、ラーメンがセットになったものがあります。
『ロウル ダイニング&パティスリー』三重県四日市市 食べログ
LOL風トンテキ 900円
とんときを洋食の盛り付けにして提供しているカフェです。
『福祿壽総本店』 三重県四日市市 ホームページ
創業64年の和食店でもとんてき定食を提供しています。
『隆座』三重県四日市市 食べログ
とんかつ店ですが、とんてきに山芋がたっぷりとかかった『山かけとんてき』が名物です。
とんてきはどのように誕生したか
とんてきは、まつもとの来来憲の店主さんの親方が、昭和24年に考案しました。
四日市はコンビナートの街で肉体労働者が多く、栄養とスタミナをつけてほしいと、豚肉とニンニクをたっぷり使ったとんてきを考案し、その後市内に広まっていきました。
今では、四日市の飲食店の屋台骨となっており、様々なジャンルの料理の飲食店で提供され、地元で熱愛されるメニューとなっています。
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