道内各地のジンギスカンを紹介
秋の2時間スペシャルで取り上げられたのは北海道の名物ジンギスカンです。ジンギスカンのお店は東京に200軒以上もあり、札幌の超人気店『だるま』さんも東京に出店し、北海道に行かなくてもジンギスカンが楽しめる時代です。
ところが道民から見ると、道外の人が食べているのは焼肉寄りのジンギスカンで、道民が食べているのとはずいぶん違うとのこと。道産子の家庭では、必ずと言っていいほど味付き肉を使うそうです。
番組調べによると、道内に67種類もの味付きの肉が販売されていて、メーカーによって味や肉の種類などが違います。肉はラム(生後1年未満)、マトン(生後2年以上)があり、それぞれにモモ、ロースがあります。
家庭でジンギスカンをする時は、よくある山型のジンギスカン鍋でなくホットプレートを使います。まず野菜を軽く炒め、その後中心を空けて味付け肉を投入します。味付け肉のタレで、野菜を煮こむようにして味を染み込ませます。
十勝エリアのジンギスカン
十勝エリアのジンギスカンは『ホルジン』と呼ばれ、豚のホルモンとラム肉でジンギスカンを食べます。味噌味で銀の平鍋で食べるのが定番です。
ホルジンは60年以上前に誕生したと言われています。十勝エリアには豚丼で有名な帯広があり、豚肉文化が根付いていたことから、ホルジンが誕生しました。
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名寄の煮込みジンギスカン
道北にある名寄市のジンギスカンは、まるで鍋料理のように煮込んだものです。もやし、キャベツ、ラム肉に加え、 薄切りニンジン、シメジ、厚揚げ、うどんなどが入っています。道北は極寒の地なので、体が温まるように鍋のようなジンギスカンを食べるようになりました。
また、家庭では味が十分に染み込んだ2日目のジンギスカンを白米にのせて丼のようにして食べるのも定番です。
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