うどんの王国香川県では、讃岐うどんが新時代に突入しました。若い世代が新しいスタイルのうどん店を展開しているそうです。
コシがあるのにやわらかい?! 新食感うどん
『おうどん 瀬戸晴れ』高松市 ホームページ
やわらかいのにコシがある麺が、新食感だと大人気です。2022年に移転とリニューアルをしました。
うどんは前日から仕込む宵練りと、朝に仕込む朝練りとがありますが、瀬戸晴れさんの店主さんは早朝4時半から仕込む朝練りの麺です。加水が多く熟成時間が短い、少し細麺なのに2分長く茹でることで、麺がみずみずしくなり、新食感の麺に仕上がるそうです。
新たなうどんのジャンル 炙り系
『ヨコクラうどん』 高松市 食べログ
創業100年の老舗で最古のうどん店と言われています。5代目の店主さんによると、香川のかけうどんはどこも美味しさのレベルが高く、他店との差別化が難しいことから、新しいスタイルのうどんが現れているそうです。
ヨコクラさんでは、3年前にメニューを一新し、鶏チャーシューをうどんにのせて炙るメニューを取り入れました。
『SIRAKAWA』高松市 食べログ
麺を直接バーナーで炙り、香ばしさを出しています。伝統を大事にしつつも、新しいことに挑戦しているとのことです。
煮干し醤油うどん(600円)
カルボナーラのようなうどんが大人気
『手打十段 うどんバカ一代』高松市 ホームページ
朝8時から大行列ができる人気店。釜バターと呼ばれるメニューが有名です。
うどんにバターと黒コショウがトッピングされていて、生卵、だし醤油を混ぜてたべるカルボナーラのようなうどんです。
うどん用小麦『さぬきの夢』
実は香川のうどんの原料の小麦粉は、90%以上を輸入小麦を使用しているそうです。香川県では県産のうどん用小麦の栽培の研究を30年続けています。県産の讃岐うどん用小麦『さぬきの夢』は綾川町で栽培されていて、2025年秋の本格使用を目指しているそうです。
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