へぇ~!そうだったのか!? 県民熱愛グルメ極
富山県氷見市は『氷見寒ブリ』が有名ですが、今回は『氷見うどん』の紹介です!
『氷見うどん』を提供するお店は氷見市内に約40軒、富山県内には約170軒もあるそうです。
『海鮮料理 おがわ』氷見市 食べログ
『チャコール&ダイニング 写楽』氷見市 ヒトサラ
『麺cafeおたんちん』氷見市 ホームページ
その中でも氷見市民に支持されているのが『うどん茶屋 海津屋』さんです。 ホームページ
製麺所の横に食事処があり、11:00~15:00の4時間だけの営業です。
氷見うどんの特徴
氷見のうどんは、稲庭うどんと同じく手延べ製法ながら、コシが強いのが特徴。
通常、手延べうどんは練った生地を切り分け、細く伸ばしていきますが、氷見のうどんは熟成時間を挟んで、3回生地を足踏みをします。本来、足踏みは讃岐うどんのような手打ちの製法です。
手延べ(細くてなめらか)と手打ち(コシが強い)の良いとこ取りをした特徴があり、たいへん手間暇をかけて作られています。
氷見うどんは 細麺・太麺の両方がある
『なごみ』氷見市 ホームページ
製麺所と併設する食事処です。こちらのお店では温かいうどん(牛すじうどん)が紹介されたのですが、使われているのはなんと太麺です。
氷見うどんは、冷たくして食べる時は細麺、かけうどんなど温かいうどんを食べる時は太麺で食べるそうです。
『糸庄』富山市の行列のできるお店 ホームページ
「もつ煮込みうどん」が紹介されました。アツアツで太麺が使ってあります。
氷見うどんの歴史
富山短期大学 食物栄養学課準教授 太田裕美子先生によると、
「氷見うどんのルーツは石川県輪島の白髪素麺。270年くらい前に手延べの技術が輪島から伝わり、氷見の地でうどんとして受け継がれてきた。当時加賀藩にも献上された貴重なもの。」
とのことです。
家庭では「ばち麺」が人気
氷見うどんは、たいへんな手間暇がかかっているので、価格も高級です。
地元富山の家庭では、乾麺の切れ端の「ばち麺」を食べることも多いそうです。
マカロニの代わりにして、サラダやグラタンを作ったり、つみれの中に一緒に練り込んだり、お好み焼きの中に入れてあるのも紹介されました!
【これまで番組内で紹介された各地のうどん】
秋田県 稲庭うどん
山形県 ひっぱりうどん
三重県 伊勢うどん
福岡県 博多うどん
栃木県 耳うどん
群馬県 水沢うどん
埼玉県 肉汁うどん
山梨県 吉田のうどん
愛知県 味噌煮込みうどん
長野県 おしぼりうどん
大阪府 大阪うどん
岡山県 ぶっかけうどん
広島県 大豆うどん
香川県 讃岐うどん
長崎県 皿うどん
ます子のInstagramでは、筆者が食べた全国の美味しいものを配信中
Twitterではブログ更新をお知らせしています。