【秘密のケンミンSHOW極】北の大地は豚肉王国!?(北海道) 2022/7/21 放送

室蘭のご当地グルメ『室蘭やきとり』は豚肉!

札幌市から南へ130キロのところにある室蘭市では、『室蘭やきとり』という豚肉の串焼きが地元の人気グルメなのだそうです。室蘭観光協会調べによると、室蘭市は人口あたりの焼き鳥店軒数全国2位だそう。昭和初期頃から製鉄所等の労働者に愛され広まり、現在は市内にやきとり店が50軒ほどあるそうです。

室蘭市のやきとり店では、まず『ブタセイ』を注文するのが定番。「豚の精肉」という意味だそうです。一口サイズの豚肩ロースと、たまねぎが交互に串さしにしてあり、甘辛醤油タレがたっぷりとかかった焼きとりです。からしをつけて食べるようです。

【紹介店】

やきとりの一平 本店』室蘭市 ホームページ

 

『やきとり岸屋』室蘭市 ホームページ

鳥辰』室蘭市 食べログ

室蘭以外でも、札幌をはじめ道内の多くのやきとり店が、豚肉の串焼きを提供しているそうです。

【紹介店】

やき鳥 きたな』札幌市 ホームページ

旭川市では豚ホルモンが人気!

北海道第二の都市、旭川市では『豚ホルモン』がよく食べられていて、市内の40軒以上のお店で提供されています。専門店もあるそうです。大正時代から養豚所が点在している旭川では、新鮮でリーズナブルなホルモンが愛されているそうです。新鮮なホルモンに塩コショウで味付けをし、炭火で焼くシンプルなスタイルが定番です。

【紹介店】

『炭や』旭川市 食べログ

炭火焼肉 七輪屋』旭川市 ホームページ

栗の木 本店』旭川市 食べログ

 

帯広名物の豚丼は北海道豚肉料理のキング

今やあまりにも有名な帯広市の『豚丼』は、北海道の豚肉料理の中でも別格扱い。お店の紹介は特にありませんでした。

北海道のすき焼は豚肉が一般的

「すき焼き」と言えば、牛肉を使った特別な日のメニューという感じがしますが、北海道の家庭では日常的に食べる鍋料理の一つとして、豚肉のすき焼きを作ることが紹介されました。スーパーの精肉コーナーには、すき焼き用の牛肉があるものの、すき焼き用の豚肉も販売されているそうです。

函館市のソウルフードやきとり弁当

函館市の地元のスーパー『ハセガワストア』で販売されている『やきとり弁当』は、地元のソウルフードと言われるほど人気なのだそうです。

 

名前はやきとりですが、豚バラ肉の串焼きがのっています。肉を焼く時にスプレーで赤ワインを吹きかけて、風味を良くしているそうです。このお弁当は、容器の横に溝があり、フタでお弁当の中身を押さえて、溝に沿って串を抜いて食べるそうです。何とも楽しいアイデアです!

『やきとり弁当』の誕生秘話を詳しく紹介してあるハセガワストアさんのHPはこちらからどうぞ。

『函館市公式観光情報 はこぶら』では、たくさんの写真と一緒にハセガワストアさんが紹介されています。こちらからどうぞ。

北海道はなぜ豚肉が多く食べられるようになったか

約160年前、函館開港の時に北海道に豚が持ち込まれたそうです。その後、札幌や旭川など人口の多い地区で養豚が盛んになり、豚肉を食べる習慣が道民に広まりました。

一方、北海道の牛は乳牛がメインだったため、食べる肉としては豚が身近な存在となりました。家計調査によると、札幌市では、年間支出金額が牛肉の倍以上の金額を豚肉に使っているそうです。

 

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