大分県民熱愛グルメ『にら豚』
大分県のグルメと言えば、『関さば』『関あじ』『とり天』『中津の唐揚げ』など、全国的に有名なグルメも豊富ですね!今回紹介されたのは『にら豚』です。
『にら豚』は大分の中華料理店、定食屋、居酒屋、餃子店などで提供されていて、大分市内だけでも約80店で提供されているそうです。
その名の通り、ニラと豚肉を炒めた料理で、見た目は肉野菜炒めに似ています。コショウやソース味で味付けした肉野菜炒めに対し、甘辛醤油の和風の味付けのメニューだそうです。
ちなみにニラは大分市で生産される野菜の1位(2203トン)で、2位のミツバ(589トン)を大きく引き離しています。
【紹介店】
『中国料理 王府』大分市 食べログ
にら豚定食 880円
中華の老舗で創業51年。ニラ豚は一日に300食以上売れる看板メニューです。
豚バラとロースを炒め、新鮮なニラとキャベツを足し、醤油と砂糖で味付けます。最後に一味唐辛子をかけて出来上がりです。
実はこのメニュー、王府の店主の糸永さんが50年ほど前に考案したメニューなんだそうです。創業当時、店の近くに新日鉄の工場があり、たくさんの労働者が並んで食べに来てくれたが、八宝菜や酢豚を作っていたら時間がかかってしまっていたそうです。そこで大分で多く生産されているニラを使い、すき焼きの甘辛味にヒントを得て、強火で手早くいため、一味唐辛子でピリッと味付けした『ニラ豚』ができたそうです。
その後大分市を中心に徐々に広まっていき、今では地元の人の食生活に根付いたケンミン熱愛グルメになったそうです。
『中華料理 虎福』大分市 食べログ
『唐人 中華料理』大分市 食べログ
『上海園』 食べログ
『かくれ家中華 鳳春軒』 食べログ
醤油ラーメンににら豚をのせた『ニラチャン』 680円が紹介されました。ちゃんぽんの具がにら豚にのったようなイメージです。
考案した王府のご主人によると、中華専門店の強い火力だからこそ出せる味とのことですが、大分の地元の醤油メーカー『フンドーキン醤油』さんから家庭料理向けに『にら豚のタレ』が販売されています。
福岡県在住の私が、この放送を見てスーパーに行ったところ『にら豚のタレ』が売ってあり、さっそく作ってみたのがトップ画像の写真です!原料を見たところ、コチュジャンやニンニク、ごま油などが入っているがっつりスタミナ系で、ごはんがどんどん進む、最高に美味しいおかずでした!しかも時間がかからず簡単にできます。いっぺんに『にら豚』のファンになりました!
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