本場で食べたらすごかった 新潟編
夏が旬の、ビールのおつまみに最高のパートナー「枝豆」の紹介です。
新潟県は、枝豆の作付け面積が日本一(13年連続)、さや豆の支出金額も日本一(16年連続)ということで、作る方も消費するほうも日本一の枝豆王国です。
地元のスーパーや産直市場では、枝豆がずらっと並んで売られていて、県民の皆さんは驚くほど大量に購入しています。
美味しさの秘密は、朝採れで鮮度が高く、味が濃くて甘味が強いそうです。枝豆の甘味成分の量は、採れたてのものと、一日経過したものでは、3倍も差があるそうです。
40種もの品種がある
新潟県では、およそ40種類の枝豆が栽培されています。
大粒で噛み応えのある「初だるま」、甘みの強い「おつな姫」、全国的なトップブランド「くろさき茶豆」など、時期ごとに常時5~6種類が流通しているそうです。
6月が旬の「弥彦むすめ」に始まり、およそ5ヶ月にわたり、旬の枝豆を様々な品種で味わうことができます。
新潟の家庭での食べ方
新潟の家庭では、大量の枝豆を食べます。
一般的には、塩もみした枝豆をたっぷりのお湯で茹でることが多いですが、新潟の家庭では少なめのお湯で茹でるのが定番です。豆の香りや旨味が引き立つそうです。
また、フライパンに枝豆を入れ、少しのお湯で蒸すのも人気です。適度に焦げ目をつけると、香ばしさもプラスされるそうです。
枝豆ごはん、ニンニクとオイルでさやごと炒めたペペロンチーノ風などが紹介されました。
なぜ新潟が枝豆の本場になったの?
明治時代、水田のあぜ道に枝豆が植えられたの要因。夏場は農作業が忙しく、体力回復のために枝豆をたくさん食べるようになったそうです。
また、戦後は水田から枝豆畑への転作が盛んになり、今では作付け面積日本一の枝豆王国となったのです。
その他の情報
長岡市では毎年「枝豆早食い選手権」が開かれているそうです。
【紹介店】
地元スーパー『原信』
『JA新潟かがやきファーマーズマーケット いっぺこ~と』
また、スタジオの試食(少し焦げ目のついた蒸し枝豆)では、MC久本雅美さんが「ケンミンショー史上一番美味しいと思った」と言わせるほどの高評価でした。あれほど様々なケンミン食を食べている久本さんにNO.1と言わしめた新潟の枝豆。気になりますね!
東京では新潟の枝豆がかなり流通しているようですが、福岡ではまず見かけることはありません。地元産の枝豆は売ってあるので、「朝採れ」「蒸し焼き」を真似れば、新潟産に近い、美味しい枝豆が食べられるかもしれませんね。
↓新潟産の朝採れの枝豆はこちらで冷蔵便で届けてくれます。8月のみの出荷のようです!
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